part9 ページ9
頭打ったが異変もなく
普通に歩ける
・・・・
「君のこともっと知りたいな。」
「僕を？」
何故僕を知る気になるんだろ。
「嫌ならいいよ。ただ知ってみたいな。」
「つまんなくて自慢話しそうだよ。」
「それが一番よ。」
「200年前のこと・・・・。」
僕は生まれた。
どういう家系だったか覚えてない。
母も僕と同じく生き延びてるのか。
今も真相が解らないままだ。
古びた町に静かで素敵な花畑を見たことが一度ある。
覚えてる
悲しかった出来事でさ。
そこに行った時
母が連れ去られて
行方不明のままだ。
警察も諦めかけてる。
新西暦2×××年の今だって。
働こうともしない
まぁ
母が今何処にいるのかも
または死 んでるのか。
それからずっと独りぼっち
泣いて泣いて
希望をなくして
自 殺しようと決意したが
そこでやっと気づいたんだ。
僕は死なない。
そんな生き物になってしまったと。
色々やってみたが
死なない。
体に異変すら起こらないし
無傷状態だ。
血飛沫の色。
何度も何度も
僕は繰り返す
そんな怪物さ・・・。
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- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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zero - 私も彼のような人を見たり出会ったりしたら、絶対に彼女のように助けると思いました！ とても面白かったです♪ (2018年9月24日 0時) (
レス) id: ef7509f82b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルリアイス | 作成日時：2013年9月3日 18時
