【2j3j】だから護らせろって言ってんでしょうが！２

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『あ、しくった……っ、？』
「うぃー、あっぶねぇ……、大丈夫かぁ？」
『……な、がお？』
「長尾様だぞー。どした？腰抜けたか？」
『なんで？なんで、だって今日は任務だって』
「いや、さすがに同期のお披露目でないわけにはいかないっしょ。巻きで終わらせてきたわ」
『え、でも報告とか……』
「今甲斐田と弦月がやってくれてる。いやな予感がするから先に行っててって弦月が」
『……そ、っか』
「ん、ちょっと向こうで休んでな。ちょっくら倒してくっから」

＞零ちゃん泣いてる？
＞もしかしてがちトラブル？
＞少なくとも長尾たちが来るのは知らなかったっぽい？
＞いや流れるように長尾の殺陣見れてるのやばいな
＞相変わらず綺麗だなおい

「うし、終わりっと。れい〜？だいじょぶ？」
『なんとか……ごめん、来てくれると思わなくて、ちょっとびっくりした』
「まぁ、昨日まで行けないつってわめいてたからなぁ。あの時点では間に合う気配なかった」
『だよね？……でも、よかった。じゃあ、一回長尾は座ろうか』
「ん？なんで？」
『いいから座れ』
「なんであたし怒られてるのかなぁ？あれ、なんでだろうなぁ……あでっ、おい、れい！」

＞零ちゃん今長尾突っついた？
＞そんな力強くやったんか？ww

『我が家名桜華の名のもとに命ずる。彼の者の傷癒したまへ』

＞白い……ちょうちょ？
＞術式！？

「……大丈夫だって。零は大げさなんだか……」
『うるせぇ、いいから黙って護られとけ、治されとけ』
「……うす」

＞長尾怪我してたのか……

『……はぁ、で、どうすんの？甲斐田と弦月待ってる間』
「歌おうぜ。俺も歌いたい」
『自由か？？いやいきなり言ってもそんな音源……これチューリングラブの前奏じゃない？』
「せーかーい！申請しといた〜。甲斐田と弦月で歌ってたから俺も歌いたかったの〜。付き合ってくれるでしょ？」
『……しゃーなし』

＞ちゅ、ちゅ……！？
＞え、うそだろ……？
＞長尾のチューリングラブが聞ける世界線があるのか……
＞そして振りまで完璧なのなんで？？？
＞この前甲斐田が配信でVΔLZでカラオケ行くと絶対に誰かと零ちゃんがこれ歌うって言ってたな……

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