Dream！-神妖人推奨委員会- (ページ8)

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　　　Part6☆ ページ8

ナレーター視点

響子「その前に、これにはどうやって霊気を宿すの？」

凛「ほかの似たような試作品があるから代用してみるよ。」

後ろのカギ部屋から凛は同じようなパワーストーンをとってきた

凛「結構強い神妖人じゃないと霊気を込めるのに時間がかかるんだ
守護神と守護妖(しゅごあやかし)の力を
最大までに引き出さなきゃいけないからね」

凛はため息をつきながら

凛「私でもこれ時間がかかるんだ
一応やってみるよ。かき氷でも食べて待ってて」

カウンターの横にあるかき氷機に氷をセットした

凛「何がいい？」

響子「青りんご！＾＾」

日菜「漆黒フレーバーで・・ヽ( ´ー)ﾉﾌｯ」(とりあえずすごくすればいいらしい)

ゆいか「えっとーすぐおなかいっぱいにならないやつ」

ゆい丸「茶色のやつ」

秀人「緑色のやつ」

良汰「御代と綾川しかまともなこといってねえじゃねえか」

良汰は目を細めて苦笑した

凛「淡島は何がいいの？」

良汰「ええ・・コーラある？」

凛「あるよ。ゆい丸と同じね」

かき氷機ががりがりと音を立てる

凛「ここじゃ建物吹っ飛ぶから
地下に行って。」

凛が指さしたほうに
薄暗い階段があった

凛「あ、暗いから電気つけなきゃ・・」

スイッチを入れるとしゃれた電灯がオレンジ色に点いた
凛に作ってもらったかき氷を手にもって奥へ奥へと進んでいく

階段が終わるがどこも暗すぎて見えない

凛「伝統つけるね」

ぱっとあたりがオレンジ色に染まる
闘技場っぽい場所だったすごく広いのに電灯が8つぐらいしかついてなくて
少々薄暗い

凛「ここ秋の心技祭に地上にあげられるからねー
あ、そこに座って観戦してー」

中心部からやたらと離れた青いベンチだった
少し時間がたったおかげでシロップと氷がいい感じにまじりあった。

凛が中心部へと移動する

凛「神心ト空ヘト生キル者、地上ニ未練ノカタマリヲ抱クモノ、ミズタニノ神妖ココニアリシ」

凛がなにかを唱えだす
さきほどのマスクをかけてもわかる朗らかな表情とは
一変して違っていた

真剣な表情で
なにかを体から押し出すように

スゥッ

凛の体からじわじわと黒いものが出てきた

良汰「うわっなんだあれ！やばいんじゃ・・」

響子「大丈夫、あれはりんりんの守護をしている神妖のオーラ
時間がたてばもっと放出されるはず、」

10分後

神妖の霊気がその場にうっすらと充満した

凛「そろそろ・・でてくるはず・・・！」