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「昨日の夜、総悟も出掛けてた?」

十四郎に叩き起こされた寝ぼけ眼の日向は、同じく目を擦りながら大きなあくびをする総悟が食堂に入ってきた所に声を掛けた。

「ん?…あぁ、もぬけの殻だったけどなァ」

日向の正面に腰を下ろした総悟は、ぐったりと机にうつ伏せる。

「総悟、と日向」

そこへ煙草を咥えた十四郎が姿を現した。
背後には退も控えている。

「今日は一番隊を非番にしてやる。だから日向の面倒は任せるぞ」

「もし車が使いたかったら、昼休憩か夕方になら俺が出すから声かけてね」

昨日の騒動はあまり小さい事件ではなかったのだろうか?
駆り出された一番隊が非番になるという事実に胸騒ぎを覚える日向だったが、

「まあ、当然でさァ」

と、嬉しそうな総悟の手前
曖昧に笑って頷くしかなかった。

「じゃあ、夕方に1回家に戻りたいな。依頼主から資料が届く事になってるの」

そういうと退は任せて!とはにかんだ。




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いぬ(プロフ) - 大好きです!いや、もう本当に好きです。日向ちゃんの性格が可愛すぎるっ!これからも頑張って下さい! (2020年12月17日 6時) (レス) id: daed22b7fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:吉良 x他1人 | 作成日時:2015年1月9日 18時

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