死んだ目をした少年 ページ5
._____エスカレートする会話
「光はちゃんと食べてたじゃない。お粥は一口だったみたいだけど?」
『あらあら、それは光ちゃんが気を使ってくれたのよ?私は無理に味見しないでいいって光ちゃんに言ったもの。栄ちゃんの場合は、無理やりという言葉がお似合いね。』
そう言えば、苛立ったように顔に青筋を立て可愛らしい顔を歪める。
「何?喧嘩売ってるわけ?」
『いいえ、別に。事実ですもの。』
そう言うと栄ちゃんは苦虫を噛み殺したような表情をした。
「あんたのそういう黒い所嫌いだよッ。見かけはたいそういいが、腹の中は真っ黒さねぇ」
『あら、ありがとう。それは褒め言葉として貰っておきますね。』
そう言って笑えばヘッと心底嫌そうな顔をされた
随分嫌われちゃったものねえ。
そんなこと考えていたらふと思い出したようにあっと栄ちゃんが呟く
「そういや、あんた。行かなくていいの?」
『え?』
「“晋助”」
『あっ!いけない!晋ちゃん!!』
栄ちゃんに言われてやっと思い出した。
話し込んでいる場合じゃないわ!
栄ちゃんに礼を言い、私は急いで神社へと向かった。
_________
__
その頃の晋助は__________桂小太郎と共に家のことなど話し込んでいた
桂「ふむ、そんなことがあったのか。高杉、お前も大変だな」
晋「大変なんてなまっちょろいもんじゃねえよ。眠るのさえ最近じゃ恐ろしいもんだ…」
晋助は睡眠の原因である実の姉を思い出し、溜息を吐いた。
桂「
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金糸雀 - 桜華さん» コメントありがとうございます。できる限り更新頑張ります。 (2018年8月13日 18時) (レス) id: bdf6a0b39b (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - 続きが楽しみです! (2018年8月13日 0時) (レス) id: 98b8c85960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:金糸雀 | 作成日時:2018年7月27日 18時