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ユウ「魔法が使えないのに、いいんですか?」

ユウは驚きで目を見開らかせながらも、冷静に、学園長にそう問うた。

クロ「ええ。なんせ私、とびきり優しいので。ですが、1つだけ条件があります。」

(ところでグリムはどうなるのだろうか。一人で雑用係…?いやそれは無理に近しいな。……まぁクロウリー学園長の事だ。何か考えがあるのだろう。)

クロ「貴方は魔法が使えない。魔法士としては論外です。満足に授業を受けることすら出来ないでしょう。そこで__グリムくん。君は今日、魔法士として十分な才能を持っていることを私に証明しました。 」
「よって、ユウくんと2人で1人の生徒として、ナイトレイブンカレッジの在籍を認めます。」

グリ「ふな"っ!オ……オレ様も、この学園に通えるのか……?雑用係じゃなく、生徒として?」

クロ「はい。__ただし!昨日のような騒ぎは二度と起こさないように!いいですね?」

グリ「ふな……ふなぁ………ユウ、オレ様………」

グリムは泣きそうな顔をしながらも、ユウへと顔を向ける。

ユウ「今日から一緒に頑張ろう!」

ユウはそれに応えるように、グリムに笑いかけた。

グリ「ふなぁ〜〜〜!!やったんだゾ!!」

(とても嬉しそうだ。グリムは様子から察するに、相当学園に通いたかったようだね。)


___________

どうも作者です。
更新すっかり忘れてました。えへ、すみません。←おい
あ、ちなみにですが夢主ちゃんは諸事情で入学式に参加してません。いずれお話で理由を出したいですね。

追伸
もしかしたら暫くはオリジナルのお話入らないかもです。

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作者名:あっぷるん | 作成日時:2020年8月4日 11時

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