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4、鉄槌 ページ5

『あはははは!!』

「何を笑っている!!」


思わず可笑しすぎて涙が出るぐらい大笑いをしてしまった


『あんたアホやろ!絶対アホ…ふっ…あんな偽情報掴まされて…ふふ…時間の無駄やったなァァァ!あははは!!!』


だんだんと高木の震えは大きくなっていった



『そんな簡単に梵天の幹部の情報出てくると思うなよ。やれ。』

百「はぁーい!」



バンッ



男は頭から血を出しその場に倒れると起き上がらなくなった



『百樹ー。これ、マイキーに渡してきて』

「リュウガがいけばー?」

『うちはこいつ先に処理するから。』

「わかったー!」



百樹はそういうと私から資料を受け取ってマイキーの元へと行った



いなくなったのを確認したあと私は近くにあったノコギリやナイフなどを使って死体をバラバラに処理していく



バキッ

ブシュッ


『あー…血ぃかかったやん…きったねぇ』


自分の耳に響く骨を砕く音

腕に伝わる不気味な感覚

鼻をつく血の香り



私はどうしてこんなことをしているのだろうか



そんなこと何度考えても答えはたった一つなのに



ってか、こいつ脂肪乗りすぎ、肺も汚いし。

ある程度細かくした後、凍り始めている臓器や皮膚、全ての部位を近くにあるミキサーで少しずつ砕いていく



バキャッ

バキッ

ジュクッ

ヴー

ヴー


音が変われば近くにあるバケツに掘り込んで次の部位をミキサーに入れる



『終わったぁ…重たい。』


バケツ二つ分ぐらいの人間だったものをそのまま…


ボチャッ!


海に投げ捨てた。



『ここら辺の魚は肥えてんのばっかりやなぁ…いい餌ばっかりやもんな。』


群がる魚達を眺めていた



すると背中がフッと暖かくなる


優しい、大好きな香りで後ろから包まれた



『マイキー?』

「A…。」


名前を呼べば抱く力を強める


『汚れる』

「別にいい」

『だめ。お風呂入ってくるから待っとって』

5、依存→←3、裏切り



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紅蘭(プロフ) - コメント失礼します。鶴蝶が確蝶になってます。 (2021年11月23日 18時) (レス) @page16 id: b204aab9e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラの娘です - あっ好きです!更新頑張ってください!応援しています! (2021年10月19日 16時) (レス) @page5 id: dfc5bee49e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年10月17日 19時

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