73、ダークホース ページ24
「ア…アングリー？」
雪は驚きを隠せなかった。
鳴き声が聞こえた方を見れば竜胆と蘭が床に這いつくばっていたのだ。
アングリーは足を折られ腕も折れているはずなのに立ち戦っていた。
アングリーはそのまま四天王の方へと歩いていく。
百「おいっ！テメェの相手は私だ！」
「状況が変わった。お前の相手するよりこっちが先だ。」
望月は戦っていた百樹のことを無視するとそのままアングリーの肩を組んだが瞬殺される。
「次、誰やる？」
アングリーがそういえば周りは恐怖に包まれた。
だが、ムーチョはそんなことお構いなしに戦っていた蘭を置いてアングリーの方へと歩いて行った。
「テメェは東卍のダークホースだな。」
「ムーチョ」
「容赦しねぇぞソウヤ」
そう言ってムーチョはアングリーを背負い投げする。
蘭「アングリー！！！」
だが、蘭の心配を他所にアングリーは途中で軌道を変え、ムーチョをのしたのだった。
百「すごっ…」
蘭「反則でしょあの強さ」
「さすが目黒のツインデビルだね。」
百樹、蘭、雪はそう呟くとまだ戦っているAと瑠夏の元へと走って行った。
その時、蘭は視界の端でムーチョかドスを持ちながらアングリーの元へと走っていくのが見えた。
蘭「っ！！！アングリー！！」
蘭はムーチョの懐にｽｯと入ると下から顎めがけてアッパーをくらわせた。
ムーチョの手から離れたドスは確蝶によって奪われる。
「アンタまで天竺に染まるな。」
そう言った確蝶は蘭が倒した後のムーチョに向かって気絶させる一撃を放った。
すると確蝶は近くにいた蘭を殴り飛ばし気絶させる。
百「蘭っ！！！！テメェ！！」
百樹は確蝶に向かって拳を振り当て蘭の元へと走った。
「ねぇ。瑠夏は…？」
その雪の声が静かにその場で響いた。
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はんむ - 最高でした！ (2021年11月23日 0時) (
レス) @page39 id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - 失礼します。鶴蝶が確蝶になってます。 (2021年11月3日 12時) (レス) @page35 id: b204aab9e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラの娘です - とても素敵な作品をありがとうございましたァァァァァァ！ (2021年10月28日 15時) (レス) @page34 id: dfc5bee49e (このIDを非表示/違反報告)
I’m海月(プロフ) - もう好き！梵天軸のお話を組み立て頑張ってください！ (2021年10月16日 19時) (レス) @page39 id: 248713b743 (このIDを非表示/違反報告)
怜衣(プロフ) - すごく面白かったです！私は梵天軸がいいです！ (2021年10月13日 13時) (レス) @page37 id: 84ddb6d095 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2021年10月8日 20時
