高華の大狼 ２

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あ、そういえば



ヤン・クムジは姫様が




矢でしとめたそうだ



…




ちぇー。見たかったなー









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「皆さん。助けて頂き、ありがとうございました。」




「もう阿波には戻れないと思っていたから…」



「いっいや俺らは…」



「当然のこと…いや、君たちを守るという運命に従ったまでのこと」



「ジェハ！てめーは空気を吸うようにわけのわからん事を喋ってんじゃねーっ！｣




やれやれ…



にぎやかだなー





「それで、あの」



「何かお礼を…」



「海賊がお前達に要求する代価は高いよ」



「えっ？」






「この町全員で酔うための、酒さ！」







「「「いよっしゃあぁぁ！」」」





「はいっ！すぐに用意を♡」




「ちょっ！何言ってんの！？」


「皆すごい怪我だよ？まず手当てをしなきゃ…」





「ボウズ！つまみ用意しろ！」




「嫁か俺はっ！それより手当て…」




「バカ野郎！勝利の夜はツブれるまで酒飲んで、暴れるのが海賊の流儀だ！」





「まだ昼だよ！」




「たぎるねぇ、そーゆーの」



「ノるな雷獣！」






「宴か…懐かしいな。舞子や奏者はどこだ？」




「歌とお芝居が楽しみね」




「黙ってろ金持ち！！」





「プキュー！シンアを食うな！！」




色々



とっちらかってるなー

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