第14話 方法 ページ21
〜霞Aside〜
私と遊真は､他の生徒達と一緒に屋上に避難していた｡
ミクモくんが戦っている辺りから煙が上がっている｡
遊「ほら､みろ｡ふつうにやられてんじゃん｡」
レ「オサムのトリオン体は限界が近い｡トリオンを失いすぎだ｡」
遊「助けに行ったほうがいいな｡」
レ「オサムは“トリガーを使うな”と言ったぞ｡」
ユーマとAとオサムでは､トリガーの性能が違いすぎる......
近界民と知られれば追われることになる......
レプリカは私達にそう言った｡
遊「おれは別にいいぞ､それでも｡」
A『遊真!』
レ「......ユーマがよくても､オサムが困るだろう｡
近界民を匿っていたことがばれてしまう｡」
あっそうか...と遊真が言う｡
遊『やれやれ､むずかしい話だな...オサムを助けておれ達もバレない方法か...」
A『......それなら......』
遊「“盾”印-シールド-二重-ダブル-」
ガギンッ
修「......!...空閑!?霞!!?」
遊「悪いな､オサム｡おまえのトリガー､ちょっと借りるぜ｡
トリガー起動」
遊真がミクモくんのトリガーを起動した｡
遊「さあ､いっちょやるか｡」
と､ミクモくんが慌てて遊真を止めようとする｡が
遊真に切り返されてどもってしまう｡
ヒュッ...ボッ
遊「うおっと!」
モールモッドの攻撃を遊真がすんでのところで受け流す｡
その後もまともに渡りあう｡
しかし､すぐにブレードが刃こぼれしてしまう｡
モールモッドのブレードは､トリオン兵の中でも最高の硬度を持っていたはず｡
このまま受けに回っていては､明らかに不利だ｡
A『......遊真...!』
絶対に大丈夫だということは分かっている｡
でも､やっぱり不安が拭えない｡
と､私の声が聞こえたのか遊真がこちらを振り返る｡
そして､大丈夫｡とでも言うようにニッコリと微笑んだ｡
再び前を向くと､モールモッドに突っ込む｡
修「待て､空閑!!やめろ!!そのトリガーは......“訓練用”のトリガーなんだ!!」
ズバッ
遊「せまいとこだと､自由に動けるほうが有利だな｡」
ズドッ...ドサッ
修「...まだだ!」
遊真の真横からもう一匹のモールモッドが襲いかかる｡
遊「...もう一匹!」
ドン......ズズン...
遊「...任務完了だな｡」
遊真が換装を解き､ミクモくんにトリガーを返す｡
修「ぼくが使った時と全然違う...なんでだ!?」
にゅっ
レ「それはトリオンの差だ｡」
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シノン - しおりさん» ありがとうございます!結構複雑になっちゃって大丈夫かなと思っていましたが､しおりさんのおかげで自信が出ました!これからオリジナルのストーリーを投稿する予定です。是非見ていただけると嬉しいです（ ´∀｀） (2020年11月18日 22時) (
レス) id: c8f6483df7 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 初投稿でこのクオリティ！？すごく面白かったです！私も初投稿の時は色々たいへんでした(笑)もしわからないことがあったら聞いてくださいね！わかることなら教えられます！これからも頑張って下さい！！応援してます！！！ (2020年11月18日 6時) (レス) id: 8b054000fd (このIDを非表示/違反報告)
シノン - ぽんさん» 失礼します。こんにちは、この話を投稿させて頂いているシノンと申します。ご指摘本当にありがとうございます!完全なる自分の不注意です。ぽんさんのおかげで本当に助かりました。本当にありがとうございます!失礼致しました<(_ _)> (2020年11月16日 21時) (レス) id: c8f6483df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シノン | 作成日時：2020年11月15日 2時
