ニートなめんなよっ！3

大切なもの ページ11

一松サイド


ムロ「ここでビッグチャーンス！」


なんだよいきなり



ムロ「これからは転送できる人数が二倍です！」



なんだよ。急にあせってるのかよ


チョロ「どーしたんだよそんなにあせってさー」



挑発の得意な兄さんが室田を挑発する



ムロ「まぁそんなところです」




あっさり認めやがった



　

一「あっさり認めるとか、バカなの？」






ムロ「では次の問題！


………」









今まで流暢な喋りをしていたムロがおかしい






チョロ「どうしたんだ？」





？？「出題者を変える。」





ムロとは違う低い声の男の声が聞こえる








カラ｢HEY GUYS！


お前は誰だ？」





？「仲間内ではライトと呼ばれてる。





んなこたどうでもいいんだよ。





次の問題。」





何故出題者が変わったんだ…



ムロの動揺といい、あっちも完璧では無さそうだ。





ライト「お前達の大切なものはなんだ






一つだけ守れるとしたら何を守る」





は？






何言ってんの






チョロ「何言ってんだよ




問題を早く出せ」






ライト「これが問題だ。



最後のな。




俺の心を動かせたら全員転送してやる。」







カラ「もし動かせなかったら」



ライト「大人しく手下になるんだな」









は？






ライト「早くしろ。」

カラ「おいおい、大切なものってのはそんな簡単におさまるものじゃ」ライト「時間は10分やる。」







ここに来て情で動かすなんて







チョロ「カラ松兄さん、一松。









ほんとに大事なものはみんな一緒のはずだよな。」









カラ「ああ。」









俺はスグにはうなずけなかった。




俺には守りたいものが沢山ある。







一つと言われたら









あいつを選ぶ。









ライト「一人一人の意見聞きてぇ。


カラ松、チョロ松、一松の順番で、左の白いドアをあけて入れ。






ちなみにあと5分だ。」






カラ「俺は準備が出来たぜ、ライト。」






ライト「入れ。」

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