【○○○×黒○】消えた女王様【裏切り】

バレーは好きですか？ ページ16

「よしっ！」

今日の授業をすべて終わらして

私は急いで教室から出て行く

先生から委員長の仕事しろとか言ってる声が

聞こえるけど

私はそれほどヒマじゃない

旭先輩もう来てるかな？

そう思いながら走るスピードを上げる

息を切らして体育館に入ると、

既に影山君と日向君が既に練習していた

「ﾊｧ…ﾊｧ…二人共…はやっ…」

日「石倉さん！」

影「早いな。石倉」

私は息を整えて、“うん”っと言う

そして、準備を急いで始める

ドリンクを作ってタオルを準備する

いつも置く場所に置いて

彼らの練習を見守る

そして…体育館の出入口には

旭先輩が居た

私はゆっくり近づく

東「？！」

「あ、何もしないですから…外で話しましょうか」

そう言って外に行くように促してた

そう言うと、旭先輩はそうだねと言って

一緒に歩いた

「先輩…バレーは好きですか？」

東「うん。好きだよ」

「そうですか…じゃぁいいです」

東「え？それだけ？」

「えぇ。聞きたいことはそれだけです」

東「てっきり…もっと聞かれるかと…」

そう言いながら頭を書く旭先輩

別にそんな質問するほど疑問持ってないし

まぁ、しいて言うなら…

「バレーが好き。その事実がアレば十分です

後、仲間…まだ沢山居ますよ

後ろばっか見てないで前見たらどうですか？」

澤「石倉に同意だ」

そう言いながら来るのは澤村先輩

旭先輩は逃げ出そうとする

澤「何逃げてんだよ」

東「澤村こえーもん！」

「澤村先輩…しばいていいですよ」

澤「そう言われなくても、しばくよ」

東「そんな会話しないでくれ！！」

そう言って私達に言う

私はため息を付いて体育館へ戻る

戻る途中思い出したかのように

旭先輩に言葉を向ける

「旭先輩。バレーはいいですよ

１人で試合をすることはない

どんな時でも仲間がいる

旭先輩…幸せ者ですよ

私と違って」

そう言って戻った。

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