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#4_隠していた思い ページ5

ウィング「…君とは1度、じっくり話がしたいと思ったんだよね。」

A「え?な、なんか雰囲気が…変わりました…?」

ウィング「そう?まぁいいや。そしたら俺の質問に答えて?じゃあね…今、好きな人いるの?」

A「いや、ちょっと…え?」

…なかなか今の状況を理解出来ていない。

ウィング「え〜?答えられない?じゃあ、好きな色は?」

A「と、特にないです…」

ウィング「そっかぁ。じゃあ…」

何がしたいのこの人!!

A「あの…少しいいですか?ウィングさんは、なぜ私に質問を…?」



ウィング「そ、それは…気になったから。」

A「私が珍しいからですか?」

ウィング「落ちてくる人は最近多いから特に珍しくはないよ。」

A「じゃあなんでですか?」

ウィング「そ、それは…」

言い方がキツくなってしまったかもしれない…


気のせいか、少し頬を赤らめる彼。
そして、次の瞬間、彼が近くに。戸惑ったのもつかの間…『ぼふっ』という音がした。


…押し、倒されてる?


ベットの上?いきなりなんで?

ウィング「驚いた顔してるね。」

A「それは、そうでしょう…」

ウィング「君に質問攻めする理由…だっけ?」

A「はい。」

ウィング「しょうがないじゃん。一目見て………」

A「え?すみません…もう一度…」



ウィング「す、好きになっちゃたの!!…一目惚れ!!」

A「え…!?」

ウィングさんが?…私に?ひ、一目惚れ?
…そんな…まさかね。

すると次の瞬間、可愛く音をたて、何か熱いものが右の頬に。

A「…!?」

ウィング「さすがに口には出来ないでしょ?だからほっぺ。…いいでしょ?これくらい許して?」

そう言って彼は私から離れる。
それと一緒に、私も立ち上がる。

A「え、でも…」

ウィング「そ、そうだ!!…服だったよね。これ、僕が初めて作った女性用の服。…これ着て?」

き、綺麗な服。これを私が着るなんて…
ってか、さっきのは…?

ウィング「じゃあ、着るの終わったら出てきて?外で待ってる。」

A「え?…あ、はい」

怒涛の勢いで話し終えたあと、彼は最後に私を見て

ウィング「今日ここであった事は、皆には内緒にして?…お願いっ」

A「わ、分かり…ました…」

ウィング「ありがとっ。じゃあ、外で待ってるね。」

#5_突然の告白→←#3_少しの違い



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秋桜(プロフ) - 陽炎狐さん» ありがとうございます…! (2020年9月27日 11時) (レス) id: 5054075bf8 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎狐 - すげぇ…声優×ファンタジーだ…面白い!!!!! (2020年9月26日 13時) (レス) id: d9951e1648 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:秋空アリス | 作成日時:2019年10月6日 14時

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