56：私の弟 ページ9
「くそっ、離せよ！！！」
『晴太くん！！』
私と神楽ちゃんは晴太くんに駆け寄った
その時、一際強い気配を感じ取った
私は何か知っている気配のようで足を止めてしまう
『神楽ちゃん！！！危な.....っ！！』
「邪魔だ、退いてくれよ。言ったはずだ、弱い奴には興味ないって」
「にっ......！」
ドゴォォン
凄い地響きがした。神楽ちゃんが重い一撃をまともにくらってしまった
「神楽ァァァ！！！！！！」
床が崩れていく。皆の体が下へと落ちる
私の体も下へと落ちてゆく
「銀さん！！！皆ァァァ！！！！」
晴太くんの叫び声が聞こえる。
私は落ちていきながら一点しか見つめて居なかった
『神威っ.........』
ああ、元気そうでよかった。怪我も今は無さそうだ
生きていてよかった____私の大切な弟が
「間宮ちゃん大丈夫か？」
『はい、旦那の方が重症だと思いますよ！』
「彼奴ら、多分春雨じゃ。」
「春雨？宇宙海賊春雨！？」
『第七師団です！夜兎で構成されてるので』
やっと会えた。会いたいと願っていたはずなのに
『..........喋れたら、なぁ........』
願いは何処までも膨らんでゆく
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海琉(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2017年3月25日 0時) (
レス) id: a51860819e (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続きがスッゴク気になります！頑張ってください！応援してます！ (2017年3月25日 0時) (レス) id: 02a17435ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海琉 | 作成日時：2017年3月8日 18時
