71：突飛な姉弟 ページ24
『.....強くなったね。』
「...Aもね」
攻撃を避けて防いで、攻撃を仕掛けて
もう何分が警戒しただろうか
「流石、体力も速さも化け物並だ。昔からそうだったよね。」
『私は神威と違って力がないもの。』
「超えられない姉こそ怖いものはないよ」
絶えない攻撃。懐かしい感覚に鳥肌が立った
幼い頃も、よく喧嘩をしたものだ
神威の攻撃により口の中が切れた。鉄の味がする
『うげっ.........青痣になる』
「気にしたら負けだよ」
『私はこれでも女なんだよ？分かってる？』
「はいはい」
忍ばせていたクナイを手に取り神威に刺す。仕返しだとでも言うかのように。
「いったいなぁ」
『お互い様だよ？』
そして足をかけて上に跨り小刀を首に突き付けた
すると神威は手を挙げ降参言った
「姉は殺したくないしね、それにもうすぐ良いところになりそうだよ」
『え？』
腹筋を使って上半身を起こし百華の声や地響きのような音がする旦那と師匠の方を指差した
どれだけ倒れても諦めたりなんかしない旦那や百華。それは小さな光だった。
『手当てするから』
私がつけた神威の傷を手当しながら複雑な気持ちを抱き、旦那達が無事なのを祈った
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海琉(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2017年3月25日 0時) (
レス) id: a51860819e (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続きがスッゴク気になります！頑張ってください！応援してます！ (2017年3月25日 0時) (レス) id: 02a17435ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海琉 | 作成日時：2017年3月8日 18時
