Wartime Karriere293&ジルグ紹介 ページ45
ジルグ・エルテミアス(16)
髪型→赤みの強い茶色でロングのストレート
身長→184cm
瞳→薄い水色
普段は眼鏡をしている。数年前、新兵時代に壁外調査で戦績を多く残すも、仲間を殺すなどの行為に出たため投獄。戦力増強のため、調査兵団参謀の推薦により、復団。
作者が思わず大人買いした漫画の登場人物モデル(てかパクり)ですね。
―――――――――――――――
夜中、墓に花を持ってきたAは、人の気配を感じ、隠れた。
「―――だ、バレれば――――」
「―――ってことか？なんで―――…」
人の気配がなくなり、ようやく出てくる。話をしていたのは調査兵。なんの話かまではわからなかったが、よほど驚くべきことらしい。
「気になってきた」
二人の後を着けようとしたが、さすがに気が乗らなかったため、引き返した。部屋に戻り、書類の整理を始める。今回は班員の調査書で、もしもの事態があった場合、用いるものだ。不意に、戸が叩かれる。
「誰だ」
「…俺だ」
ゆっくりと入ってきたのはミケだった。重々しい雰囲気なのは、気のせいだろうか。
「ミケ…？珍しいな」
「あぁ…」
要領を得ない返事に違和感を感じる。元々、言葉は少ないが、意味のないことをいう男ではない。ましてや忙しい時期である今の時間に。
「…用件を聞こうか」
「ジルグについてだ」
思わぬ言葉につい首をかしげる。ミケはいまだにためらった口調だった。
「あいつを…信用するな。もし少しでも不穏な動きがあれば、躊躇わず殺せ」
「…もちろん、後者の条件は飲むが…なんだ、その…信用するなってのは」
「あいつは、幼い頃に人格が歪んだ。誰にも…あいつの考えていることはわからん」
「…ミケ、やけに詳しいな。お前の隊だったのか？」
Aの問いにミケはしばらく答えなかった。やがて、ゆっくりと息を吸い、答えた。
「俺の…一人息子だ」
「……は―――？」
驚きのあまり言葉を失う。
「…シェル夫妻の…子供じゃ…？」
「俺が除隊させてから引き取ったのがシェル夫妻だ。俺とあいつは…実の親子だ」
「…いや……だって」
あまりの出来事に言葉を失う。とても冗談をいう男ではないが、あまりに唐突で、思考が追い付かなかった。ようやく落ち着き、ミケを見据える。
「殺せ、といったな」
「あぁ」
「そんなこと、僕に頼むな。やるときはミケ、お前がやるんだ」
「…そうだな」
そう短く答えるとミケは出ていった。しかし、未だに驚きで動くことはできなかった。
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ミレン(プロフ) - 乱黒桜さん» コメントありがとうございます！貴重なご意見ありがとうございます！今作は厳しいので次回作からあけたいと思います！ぜひ、作品のリクエストもお願いしますね！ (2018年9月22日 23時) (
レス) id: 0471dbbe0d (このIDを非表示/違反報告)
乱黒桜 - 面白いです! 更新頑張ってください あと少し文字を詰めすぎで見にくいのでもう少し間隔を開けてみたらどうでしょうか? 上から目線ですいません!! (2018年9月22日 15時) (レス) id: eadd9ccc7e (このIDを非表示/違反報告)
ミレン(プロフ) - 気軽にコメントお願いします！ (2018年9月3日 23時) (レス) id: 0471dbbe0d (このIDを非表示/違反報告)
クルル - 更新応援してます。頑張ってください。 (2018年5月11日 0時) (レス) id: 262f0ecdd1 (このIDを非表示/違反報告)
ミレン(プロフ) - お待たせしており、すみません。ゆっくり亀更新でいきます！ (2018年5月2日 11時) (レス) id: 70b346d64c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御煉 | 作成日時：2017年4月29日 22時
