Wartime Karriere275 ページ26
「いいか、前にも言ったが、俺はお前がどうなろうと、A・ティアベルが好きだ。俺がお前を興奮させてんなら、問題ない」
「……いや、でも…」
「こっちに来い、A」
手を広げて呼ぶ。ゆっくりと寄ってきて、そのまま体重を預ける。今度はAから首に手を回してきた。
「……好きだ、リヴァイ…どうしようもないぐらい」
「俺もだ」
唇にキスをする。今度はAからだった。
「僕も大概、どうかしてる」
「俺限定なら許す」
「それ以外、ありえないさ」
さすがにそれ以上はのぼせるため、二人とも一旦上がる。Aが先に体を洗い、風呂を出た。風呂場で一人リヴァイは、顔をおおっていた。
(……俺は思春期のガキか)
自分の行動と言動に戸惑う。らしくない言葉を並べてAを困らせた。ただ、それ以上にかわいい反応に嬉しく思う。自分自身も体を洗い、風呂からでる。タオルを腰に巻き、部屋に戻るとAは何故かベッドに布団にくるまって睨んでいた。
「なんだ」
「服…これ！」
真っ赤な顔をしてリヴァイが買ってきた服を指差していた。着替えを探して開けたようだが、服をAは着ていなかった。
「…なんだ」
「リヴァイが！か、買ってきた服が…」
「文句あんのか」
「だって！僕が着るんだよ！？こ、こんな大人っぽい服…似合わないよ…」
徐々に覇気のなくなるAに、ようやくリヴァイは何故Aが文句を言っているのか理解する。
「こんなの…僕が着れないよ…」
「…一回で良い。着てくれないか？」
「いや…だって、エルヴィンは僕に男として過ごせって！」
「今は俺と二人だ。明日には今日着た服も明日ここ出るときには乾く」
「……な、なら…リヴァイが…」
「俺がなんだ」
そこから何も言わずに布団に潜り込んだAに、ふぅ、と息をはく。エルヴィンの名を出されてイラついた。
「おい」
「なんだよ…ひぁっ…！？」
顔をあげた拍子に空いたAの首筋を舐める。自分でだした声にも関わらず、Aは顔を覆った。
「何すんだよ！」
「はっ、色っぽい声が出んじゃねぇか」
「なっ！うるさい！」
「お前が女らしくねぇだと？だったら、俺がお前を女だと証明してやる」
「や…やめて！リヴァイ！わかった！着るから！」
「いいや、やめねぇ」
逃げようとするAを捕まえ、キスをする。何度も何度も、身体中にキスをしていく。身をよじって逃げるAに、リヴァイはいとおしいと思った。
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ミレン(プロフ) - 乱黒桜さん» コメントありがとうございます！貴重なご意見ありがとうございます！今作は厳しいので次回作からあけたいと思います！ぜひ、作品のリクエストもお願いしますね！ (2018年9月22日 23時) (
レス) id: 0471dbbe0d (このIDを非表示/違反報告)
乱黒桜 - 面白いです! 更新頑張ってください あと少し文字を詰めすぎで見にくいのでもう少し間隔を開けてみたらどうでしょうか? 上から目線ですいません!! (2018年9月22日 15時) (レス) id: eadd9ccc7e (このIDを非表示/違反報告)
ミレン(プロフ) - 気軽にコメントお願いします！ (2018年9月3日 23時) (レス) id: 0471dbbe0d (このIDを非表示/違反報告)
クルル - 更新応援してます。頑張ってください。 (2018年5月11日 0時) (レス) id: 262f0ecdd1 (このIDを非表示/違反報告)
ミレン(プロフ) - お待たせしており、すみません。ゆっくり亀更新でいきます！ (2018年5月2日 11時) (レス) id: 70b346d64c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御煉 | 作成日時：2017年4月29日 22時
