*第25話* どうよう ページ6
走って走って。
色々な教室を覗いて。
また走っては、また覗く。
そんな事を何度か繰り返して、
教室の角を曲がった――…
その時だ。
(人2)の後ろ姿が目に入る。
私が、見間違えるハズがない。
あんなに小さい頃から一緒にいたんだから。
「(人2)…っ。
皆…探しt…………っ!?」
そこで、私は気づいた。
…――オンナノコトフタリッキリ――…。
咄嗟に体が動いて、
私は近くに置いてあった観葉植物の後ろに身を隠した。
何やってんの、私。
別に隠れるコトなんてない。
(人2)が女子といちゃダメだって言うの??
それでも、私は動揺を隠しきれなくて。
私は物陰からソっと様子をうかがった。
『…まさかココまで来るなんて思わなかったよ』
『いいじゃんっ!
早く(人2)に会いたかったんだもんっ!…嫌だった?』
『そんな事ないけど…』
『良かった♪
…じゃぁ…いつものアレ、して??』
『あぁ』
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―――――――――――――――――チュ。
(人2)の顔が、女の子の顔に重なった瞬間だった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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mari♪ - 全然つまんなくなんかないですっ!!面白いですよ〜(泣) (2015年7月27日 23時) (レス) id: 41f8ffc63e (このIDを非表示/違反報告)
栗田ユリ(プロフ) - ちょーおもしろいですね♪最高です☆ (2012年6月30日 17時) (レス) id: 888f85d495 (このIDを非表示/違反報告)
ぬら - この話超好き↑低評価まじ氏ね (2012年3月31日 12時) (レス) id: 31f941070e (このIDを非表示/違反報告)
ぬら - この話超好き↑低評価まじ氏ね (2012年3月31日 12時) (レス) id: 31f941070e (このIDを非表示/違反報告)
瑞希 - 萌子さん、私、この作品好きですよーっ 何で低評価の人がいるんでしょーね (2012年3月30日 11時) (レス) id: e604b03aea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:萌子♪ | 作成日時:2012年2月7日 19時