花宮厨な俺＜男主＞ (ページ39)

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前回に続きま～すページ39

ーAー

っと黒子が一生懸命俺と目を合わせて聞いている

俺は身長が180の為どうしても黒子が上目づかいになる

あ～。可愛い抱きしめたい

「えっと、じゃあテツヤでいいかな？」

黒「はい！」

いつもはほとんど表情を変えない黒子の顔が笑みでほころび、それはとても可愛かった

抱きしめたいくらい

笠「おい黄瀬！さっさと行くぞ」

満足げな黒子の頭を撫でていると笠松の怒鳴り声が聞こえてくる

「あーもう２人とも行くのか。ん、じゃあな＾＾」

笠「おう、世話になったな。また来る」

黄「Aっちまたね！」

と、言葉だけ聞いていれば普通だが実際は笠松に引きづられている黄瀬、というとてもシュールな光景だ

いや、これがあいつらの普通なのか！？

ガチャンっ

と俺は家のドアを閉めリビングに戻る

「テツヤと真は合宿ないのか？」

黒「僕はもう少し先です」

花「俺は・・まあ主将兼監督だからそんなのはどうにでも」

「いやいや、それはダメでしょ」

合宿をなくそうとする真に突っ込む

黒「あの、僕はまだここに泊まっていてもいいですか？」

「おお。良いよってか歓迎するよ。俺部活とか入ってないから暇だし」

「なんなら勉強とかも分かる範囲で教えるよ」

黒「ありがとうございます」

「ん」

黒子と２人で話してると真の機嫌がどんどん悪くなるそうだよな結局昨日花火見るの忘れたし・・

「ごめんな、真。昨日一緒に花火見る約束守れなくて・・」

と、真の頭を撫でながら言うと目を細めながら首を横にふる

こんなんで許してくれるんだからやっぱり真は優しいし「悪童」なんかとは全く反対だよな

「あ！そうだ、外でんの暑いから借りて来たDVD見よ」

黒「何を借りて来たんですか？」

「え～とね弟の部屋にあったんだけど・・＜Aの成長記録＞・・？」

花「何だそれ」

「ま、間違えた。ちょっと探して来る」

ドタドタと俺は階段を上がって行く

ーサイドなしー

黒「花宮先輩、あなたが僕らの先輩達に、仲間にしてきた事は許せません。・・・しかし、さっきの先輩の成長記録というのを借りる事で手を組みませんか？もちろん最初に見ていいので」

花「ハっ考えてた事は同じか・・いいぜ、今回だけな」

黒「はい」

DVDが見つかったんでリビングに戻ると何やら真と黒子が何か企んでいるようだった

まあ何でも良いか

なんてのが甘い考えだったと何故あの頃の自分は気づかなかったのか by次の日の俺