3つ子の長女２《推しの子》

長女56 ページ10

not side

ここは「陽東高校」

中高一貫で日本でも数少ない「芸能科」のある学校

この芸能科は誰でも受けられるわけではなく

芸能事務所に所属してる証明書が必要となる



___________________________



芸能科面接会場____



ルビ「苺プロ所属、星野ルビーです！」



___________________________



同じく芸能科面接会場____



アメ「苺プロ所属、星野アメシストです。」

面接官「あ、あめしすと…？」



___________________________




一般科面接会場____



アク「星野アクアマリン…です」

面接官「凄い名前だね…偏差値70！？なんで偏差値40のウチ受けたの！？」


_前世で東京国立医大合格経験有り_


アク「校風に惹かれまして…」

面接官「そこまで校風に魅力感じたの！？」



___________________________



アクアside


面接が終わり、ルビーとアメと合流する

「どうだった？」

ルビ「多分平気…お姉ちゃんたちは？」

「問題ない、万一弾かれるとしたら名前のせいだろうな」

アメ「私も同じ〜弾かれたら名前のせいだね」

ルビ「あはは！確かに本名アクアマリンとアメシストだもんね

普段みんなめんどくさがってアクア、アメって呼ぶけど」





？「アクアマリン…アクア…








星野アクア！？

アクア、アクア！あなた星野アクア！？それに星野アメも！！」

「誰だっけ…」

ルビ「あっあれじゃない？

重曹舐める天才子役」

かな「10秒で泣ける天才子役！映画で競演した有馬かな！」

「あー久しぶり…ここの芸能科だったのか」

アメ「あー有馬かなさん！いたね〜、ちゃんと食用の重曹舐めてた？」

かな「舐めてないわよ！！」

すると有馬は俺の肩を掴んで喋り始めた


かな「よかった…アメは何度か雑誌とかドラマで見たことあったけど…

アクアはずっと辞めちゃったのかと…やっと会えた…

入るの！？うちの芸能科！？入るの！？」


「いや…一般科受けた」

かな「なんでよ！？」

長女57→←長女55

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す