3つ子の長女２《推しの子》

長女55 ページ9

アクアside

「俺にもアイと同じ様な才能があると信じてた時期があった、だけど俺はアイみたいには…」

監督「アイアイアイアイうるせぇな、お猿さんかよ。確かにアイは凄かったよ本当に特別な人間だったのかもな

だけどお前はアイにはなれないし、アイもお前にはなれない

アイにお前みたいな10年間、俺の所で培った撮影の知識があるか？お前みたいに頭のデキが良かったか？

1度や2度の挫折で日和ってんじゃねえ、そういう言葉は使える武器全部使ってから吐け

凡人ヅラするには十年はえーよ」

そう言って俺の頭をポンっと撫でる


監督「役者、やりてーんだろ。顔に描いてある」




______アクアは役者さんかな？




「……なあ監督、俺は_____」

監母「アクアくんもご飯食べてくわよねぇ！お茶碗よそっちゃうわよ！」

監督「今早熟がなんかいい事言おうとしてた所だろ！入ってくんな！」

監母「知らないわよ！」

長女56→←長女54

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す