面解会場は阿鼻叫喚！！私、死す！？ ページ7
トモカ「えええ〜ッ！？」
シキミ「えぇ〜って…」
いやいやいや、地獄て！アタシ死んじゃうじゃん！なるべくまだこの世の住人でいたいんですけど…！！それに、地獄ってたくさんの拷問や怖い鬼がいっぱいいるんでしょ…！？あー！会場移してくんねーかなー！！
レオン「もたもたすんな！ホラ、行くぞ。」
トモカ「えっ！？あ、ちょ…！」
彼は強引に私の手を握った。男の子に手なんて握られたの初めてかもしれない…！ちょ、待って、何で家の写身鏡に突っ込もうとしてんの？待って待って待ってぇええ…！！
レオン「おい…お…ろク…バ……起…よ…バ…」
んえ…今何て…？
レオン「…おい、さっさと起きろこのクソバカ女。」
トモカ「…はぁ！？」
おねーちゃん呼ばわりはともかく、クソバカとは何だこのヤロー！…って、どこだここ？
レオン「やっと起きたか…ここが、例の場所だぜ」
シキミ「よーこそ！地獄へー！！」
目の前には、赤黒い雲、転がる白骨、逃げる白い着物を追い回す鬼…私とうとう地獄に来ちゃったんだ…！
…地獄を普通に自分の足で歩いてるなう。しかも私服で…変なの…
シキミ「これも夢じゃないからね。ほら！見えてきたで。」
シキミさんが指した方向には赤と檜皮色のコントラストが美しい、お寺を何倍も大きくしたような立派な御殿がそびえていた。あの立派さは…多分閻魔様がいるんじゃないかな…？
レオン「今から、お前さんには1人で上司である閻魔様に会ってもらう。」
トモカ「えっ」
シキミ「くれぐれも失礼のないようにね…もし下手こいたら…！」
トモカ「ちょ…！やめてくださいよ！…あの……お二人は来てくれないんですか…！？」
レオン「はぁ？付いていかないに決まってんだろ！普通面接は１：１の真剣勝負だぜ？俺らが水を差す訳にはいかねぇだろ？」
シキミ「少しでも悪い所があったら舌を抜かれちゃうかもしれんね！」
…ますますプレッシャーがかかりまくりなのですが。
でも、ここまで来たからには引き下がれないし…高校の入試の時の面接をしっかり思い出しておこう…
そして私は大きな扉をノックした。…聞こえてるかな…？
？？？「…何じゃ」
うわああああああ…渋くて低ぅうい声が聞こえてきたよぉ…怖い…！！！
トモカ「ばっ…！バイトの面接ッ！しに来ましたーッ！！」
どうだ…！？どうなんだ…！？
？？？「…構わん。入れ。」
はぁあああ…OK出ましたァァ…！すっげえ緊張する……はぁ。行ってきます………
ラッキーアイテム
ティッシュケース
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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リリス(プロフ) - ルゼラさん» 別にえぇでー (2018年3月3日 11時) (
レス) id: 784ce9f04f (このIDを非表示/違反報告)
ルゼラ(プロフ) - …といっても、ネーミングが若干それっぽいだけで性質は結構違うけどね。紛らわしいことしてごめんなさい… (2018年3月3日 3時) (レス) id: 037a52dd6b (このIDを非表示/違反報告)
リリス(プロフ) - やっほ、勘だが私達が登場しとらんか？ (2018年3月3日 1時) (レス) id: 784ce9f04f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルゼラ | 作成日時：2018年1月14日 20時
