女学徒探検隊、結成？ ページ13
5時間目 国語。
ぶぇ…眠気が語りかけます。眠い、眠すぎる。午後の授業の読み聞かせは拷問に等しい…
ユウト「…なな、トモカっ！」
右隣から聞き覚えのあるひそひそ声が。
こいつは早川 ユウト。私の家の近くに住んでいて、幼稚園も小、中学校も一緒。よく遊んで、よく喧嘩しました…(汗
ユウト「なーなー、参考書忘れちゃってさ！貸してくんね？…お前大丈夫？」
トモカ「え…何が…？」
ユウト「お前朝からずーっと眠そうじゃん！昨日何してたんだよ？」
トモカ「えっと、死にが…あっ」
ユウト「え？何て？」
トモカ「いや…死にものぐるいでゲームしてたら遅くなっちゃってさ…w」
ユウト「ハハッ！お前らしいな！」
先生「そこ！授業中だぞ！」
二人「「あっ…スミマセン……」」
あはは…と微妙な笑いが教室に響き渡る。先生は騒がしい生徒達を軽く一喝した後、何事も無かったように板書を続けた。こういうところで悪目立ちしたくないんだよなぁ…最悪。
ユウト「なんか面白いことあったら教えてくれよな！」
トモカ「わかったから…黙って授業しろいっ。」
なんやかんやあって放課後…今日は部活が無いので真っ直ぐ帰宅です。
？？？「ちょっとあんた…」
…この声はもしや！！
トモカ「らいちゃん！」
来花「やぁ。」
知恵「ワイもいるゾ〜。」
トモカ「ちーちゃん！」
和多田 来花ちゃんと柳原 知恵ちゃん。
違うクラスだけど、同じ部活で私の一番の親友！そして同じくゲーマーなのだ！！
来花「アンタに話があってきたの。ちー、連行！」
知恵「あいあいさ〜」ｶﾞｼｯ
トモカ「んう！？」
おいおい、いくら何でも羽交い締めは酷いだらう。そして連行されたのは我が部室こと『イラスト研究部』の部屋。…部室の鍵、これだけのために開けたんだな…
来花「いよし…と。さて…改めて説明しますが。」
トモカ「う"…うん…。」
来花「はい、本日は"肝試し"しまーす！」
知恵「いぇ〜！どんどんどんどんッパプ↑パプ↑」
トモカ「…へい？」
…いやね？肝試ししたいねーっとは言ったけどさ。…夏に肝試しならまだわかるよ。…まだ"初夏"だよ？五月終わりかけだよ？どうした？
来花「実は最近近所にいい廃墟を見つけたの！今回はそこの調査よ！もちろん、早めに切り上げるから安心して頂戴。」
知恵「気分は"夕闇通りの探検隊"だ〜！」
トモカ「他作品を出すなwまずいですよ！」
…そして…私の家路は遠のくのだった…
ラッキーアイテム
ティッシュケース
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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リリス(プロフ) - ルゼラさん» 別にえぇでー (2018年3月3日 11時) (
レス) id: 784ce9f04f (このIDを非表示/違反報告)
ルゼラ(プロフ) - …といっても、ネーミングが若干それっぽいだけで性質は結構違うけどね。紛らわしいことしてごめんなさい… (2018年3月3日 3時) (レス) id: 037a52dd6b (このIDを非表示/違反報告)
リリス(プロフ) - やっほ、勘だが私達が登場しとらんか？ (2018年3月3日 1時) (レス) id: 784ce9f04f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルゼラ | 作成日時：2018年1月14日 20時
