聞きたくない (ページ3)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:528 hit

ー第０章　追憶ーページ3

Aside

A『おはよう。兄さん。』
そ「ん…おはよう。」

僕は高校が近いことから
兄さんと二人暮らしをしている。

A『いってくるよ〜』
そ「A。」
A『ん？』
そ「無理しないでね。」

なんで心配するんだろう…？

そんなことを考えながら僕は学校へ。

A「A、おはよう！」
A『おはよ〜』

俺はいつものように笑顔で振る舞う。

面白くなくても…
笑っている。

そうしたら人だって寄ってくる。

関わりにくいなんて言わせない。

その日々に満足しているつもりだった。

A「こっちのほうがいいよな！」
A『あぁ〜！！確かに！』
B「いやいや、こっちだよ！」
A『うんうん！そっちも…いいね…？』
A「いや、Aはどっちなんだよw」

え…？

B「そうだよ！お前はどっちなんだよ？」
A『お…れ…？』
A「お前が決めた方にする！」

正直、そのものに興味がない。

だから

俺はこの選択を…
決められなかった。

A『ごめん…俺、優柔不断だから…
　決められないわ…』
2「…」

今までなかった雰囲気を味わった。

これが原因で始まる。

妬み…嫉み…
いい奴ぶってる…
僕への制裁。

そして、僕を遊ぶ(こわす)理由になったもの。