第12話 ページ13
「〜フンヌフーン♪ あっ、烏野マ」
「A〜〜〜!!」
「!?!」
「上上〜!」
「雅臣!!なんでここに??」
「俺青城だから。覚えろよ」
「ごめんて。んでどーしたの?」
「コレ。前言ってたヤツ。USBに入れといたから渡しとく。キャッチしろよー??」
「あ、壮大な音源か。って、は??」
ほいっ!と言って三階の窓からブツを投げる雅臣。突然の事にパニくる私。見事手に収まるブツ。
「ちょ、投げないでよ!?」
「じゃーなー」
あいつは、窓を閉めて消えてしまった。いつかしばく。
「ねー烏野マネちゃん俺いるのに2人の世界入っちゃってズルくないー?」
「えっ…いたんですか?」
やばい。この人腕モゲサーブの及川さんだ…。
面倒くさそうなのに絡まれてしまった…。
「もーAちゃん酷いー!」
「なんで名前…」
「ん?ああ!マッキーが自慢してきた」
「マッキー…?あっ、貴大先輩 」
「えっ、ちょ、マッキーの事名前で呼んでるの!?ずるい!及川さんの事も徹って読んでよ!?じゃないとコレ返さないよ?」
「あっ!」
スっと抜き取られたUSBが及川さんの手に。しかも腕を高く上げられてしまった…。
くそぅ…何度ジャンプしても届かない…。
……トスッ
えっ…?何事どゆこと…?
背中に腕を回されて目の前は真っ暗。微かに制汗剤の匂い………
「え"っ……???
ちょ、離してください!!!何やってるんですか!?!近すぎます!!」
「だってAちゃんが名前で読んでくれないもん」
「呼んでるじゃないですか!及川さんて!」
「違う徹って呼んで欲しいの!マッキーだけずるい!」
「だからってこんな無理矢理!」
「だってこーでもしないと呼んでくれないじゃん!」
ここはもう私が折れるしか…
「ぇぇえ〜…。………とおる…先輩……」
「なに?聞こえなかったなぁ〜?」
「 〜〜っ!徹s」
「何やってるんだぁぁああ!!!」
「ゲッ…ハイコレカエスヨ…」
「大地先輩…!潔子先輩も…!」
「Aちゃん大丈夫??他に触られたところとかない??」
「ハイ…ダイジョウブデス…」
「本当に?…変な人は近ずけちゃダメだからね」
「助かりました…」
「オイクソ川…他校のマネに何してんだ…」
「そうだ…俺らのマネに何ふしだらな事を…」
「スミマセンデシタァァアア!!」
「本当にスマンな。迷惑掛けた。コイツは俺が絞っとくから。」
「いっ、いえ…」
「よし、帰るぞA。」
「はいっ…!」
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きょちゃちゃ - え、あの、好きです。なんで伸びないんですか?こちらの作品友達に勧めます。 (2022年11月27日 22時) (レス) @page16 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:李織 | 作成日時:2019年10月14日 1時