第6話 ページ7
「ぅ……わぁ……。」
川につくなり、Aが感嘆の声を漏らした。
川は雲一つ無い晴天の空を、ゆらゆらと揺れる水面に写し出し、太陽の光を反射してキラキラと光っている。
その光景は、思わず息を飲むほどに美麗だった。
エレンとアルミンは、川岸の崖のようなところの階段に近いところにすわり、ミカサは階段の上段に座った。
Aは立ったまま。
「あ、アルミン、聞きたいことがあるんだが……。」
「なんですか？」
アルミンがそう言うと、Aは少し間を空けて言った。
「____なんで、さっき殴られてたんだ？
教えてくれ。」
「！」
Aの言葉に、三人同時にピクッと反応する。
「_____わかりました。
教えます。」
[少年説明中]
アルミンが説明し終わると、エレンが側にあった小石を川に投げ捨てた。
「くっそー…… 外に出たいってだけで、何で白い目で見られるんだ。」
エレンがそういうと、アルミンが服を強く握っていた手を少し緩めた。
「そりゃぁ……
壁の中にいるだけで、100年ずっと平和だったからだよ。
下手に外に出ようとして、ヤツらを壁の中に招くようなことが起きないように。
その為に王政府の方針として、外の世界に興味を持つこと自体をタブーにしたんだ。」
「……つまり、王様ビビリすぎっつーだけの話だ！」
エレンが少し大きめの声で言った。
「(そろそろ壁が壊される頃か……。
嘘でもついてエレンの家に行くか。)エレン、エレンの家に行ってみたいんだが……いいか？」
Aが遠慮気味に言うと、エレンもミカサも、アルミンを助けてくれた人だからという理由であっさりokしてくれた。
無理矢理な気もするが。
[少年少女移動中]
「ここです。
母さん、この人、アルミンを助けてくれた人なんだ。」
エレンがそういうと、奥から黒髪をひとつに束ねた女性が出てきた。
「あら、そうなの。ありがとうね。
私はカルラ・イェーガーよ。」
「私は、A・マーガトロイドだ。
……私は敬語苦手だからタメだけど、よろしくな。
それで、突然で悪いんだが……市場を案内してもらえないか？」
Aがそういうと、カルラも頷いたので外に出た。
(……というか、無理矢理すぎたか？)
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ゆきな(プロフ) - 頑張ってください！ (2019年6月24日 7時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
レイマリ - 頑張って下さい！楽しみにしてまふ！ (2017年3月27日 0時) (レス) id: 5a7e47a8e2 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃんnew - 更新頑張ってください！！ (2017年3月12日 7時) (レス) id: ddafeca434 (このIDを非表示/違反報告)
幻影巫女(プロフ) - 闇音さん» ありがとうございます！頑張って更新しますので見捨てないでください、ネタが無いんです！((( (2016年4月27日 20時) (レス) id: 72868b5d4d (このIDを非表示/違反報告)
闇音 - とてもおもしろかったです!続き待ってますよーー!! (2016年4月21日 5時) (レス) id: 92ab7ada65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幻影巫女 x他1人 | 作者ホームページ：あるけど貼るのめんd((
作成日時：2014年10月29日 18時
