進撃３８ ページ41
全員「「なっ…！？」」
エレン「A…！？お前一体何を…」
ミカサ「…エレン、よく見て」
エレン「…血が出てない…！？」
リヴァイ「ほぅ…」
ナイフを突き刺した後に響いたのは
ガシャンという金属音と皆のざわついた声だけ
貴「…皆さん、分かったと思いますが…私の左足は本物の足じゃないんです。幼い頃、巨人に食べられてしまいました…」
アル「あの時の…！」
貴「見た目は一見、普通の足ですよね。でも、この肌は偽物で――」
私は義足の周りに張られている人工皮膚をベリベリッとはがした
途端に、足の付け根あたりから繋がっている鈍色の義足が顔を出す
「ヒッ…！？」
ある女の子が小さな悲鳴をあげた
他の人も、何人かひそひそ声で話している
ほらね、こんな反応されるから嫌なんだ
エレン「A…それ大丈夫なのか…？」
貴「大丈夫だよ。私が居た世界の発達した技術で…。」
アル「居た世界の発達した技術…？」
…つい、口が滑ってしまった
私が別の世界の人間だということがばれてしまっただろうか…
おそらく、とても勘が鋭い人じゃないと分からないはず…
貴「ひねったとき…ここがずれていたんですね」
カチャカチャと私は慣れた手つきでずれてしまっていた関節部分を治す
その様子を、信じられないという目で見つめる皆
早くこの空間から逃げてしまいたかった
リヴァイ「…お前は、その足でグラウンドを５６周も走ったのだろう？」
貴「え、まぁ…そうですけど…」
リヴァイ「どのくらいの重さかは知らないが、お前の記録に追いつけた者は誰一人としていない。それほど、Aの実力はすごいものだということが分かるな」
リヴァイさんは私の足を見ても嫌な顔することなくフォローを入れてくれた
「まぁ、確かに言われてみれば…」
「そうだよね…。私だったら諦めちゃうな…」
皆の口から出る言葉が変わった
ミカサ「Aはどんな姿になってもAだよ。」
エレン「そうだな…。最初は驚いたけど俺は逆にすげぇと思う！」
エレン達はこんな足の私でも認めてくれた
貴「リヴァイさん…ありがとうございますっ…」
リヴァイ「あ"？俺は何もしてねぇよ。足の事も分かった、俺はそろそろ戻る。」
リヴァイ「…お前を見てて思ったが、立体起動の時の反射神経といい体力といい、お前は強くなれるぞ。これからも訓練に励むんだな」
そう告げて食堂を出たリヴァイさんだった
ラッキーアイテム
革ベルト
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bianca(プロフ) - ベルトルトの名前がベルトルになってます (2014年11月19日 23時) (
レス) id: 59896345eb (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - キーワードにも載ってるからエレンが良いです。 (2014年4月29日 20時) (レス) id: 8e03663f21 (このIDを非表示/違反報告)
メア - エレンがいいです。エレンきゅんhshs≧ω≦ (2013年12月30日 17時) (レス) id: d59d7f0e03 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 私はアルミン落ちがいいです☆ (2013年11月26日 21時) (レス) id: c66b8f9978 (このIDを非表示/違反報告)
ラビたる(プロフ) - 兵長を推薦します！ これからも頑張ってください(*＾ω＾*)ﾉ (2013年10月14日 1時) (レス) id: 571855a814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アストル
| 作成日時：2013年9月28日 20時
