進撃２９ ページ31
リヴァイさんの協力のもと、私の通過儀礼モロモロの訓練は明日ということになった
こっちに来たのが夕方近くだったから訓練兵の皆は最後の仕事を終わらせるために持ち場に戻った
…さて、私は何をすればいいのやら…
少し、キョロキョロしているとエレン、ミカサ、アルミンが私の方へ走ってきているのが見えた
…ミカサの顔なんて般若だ。怖い。怖すぎる。
エレン「A！！お前、本物のAだよな！？」
勢いよく私の肩を掴んで問うエレン
貴「うん、私は正真正銘のA・オークレールだよ」
私が今、この場にいることが信じられないのだろう
そりゃそうだよね。突然消えて、５年間もいなかったんだから
アル「A…！その…僕達はAの左足は食べられたって聞いたんだけど…」
貴「…その話、誰から聞いたの？？」
巨人に食べられているならそんなこと分からないはずなのに
アル「５年前にリヴァイ兵長がAの左足と思われるものを見せてくれたんだ。なんか、Aが突然光って消えて、その場にいたリヴァイ兵長が左足だけを持ち帰ったって…」
え、あの時リヴァイさん居たんだ
そういえば意識が完全に無くなる前に、男の人の叫び声が聞こえてたもんな
あれはリヴァイさんだったのか。
貴「そうだったの…。まぁ、左足の事については後で説明するね。…全く…なんでエレンとアルミンは泣きそうな顔してるの…」
二人は私を見つめたまま、目に涙を溜めていた
そういえばすごい形相で走ってきたミカサは…
貴「ミカサ？」
ミカサはエレン達の後ろで俯いていた
私がミカサの元に行こうとすると顔をキッと上げて私に抱きついてきた
貴「うわっ…！？」
突然のことで後ろに倒れそうになる
なんとかバランスをとってミカサを私の前に立たせる
貴「ど、どうしたのミカサ…。！！」
ミカサ「Aっ…！」
ミカサは綺麗な瞳から涙をボロボロと落としていた
ミカサ「A…A…！！」
何度も私がいることを確かめながら名前を呼ぶ
貴「ミカサ…置いてけぼりにしてごめんね…？」
泣き続けるミカサを強く抱き締める
その途端、ミカサは声を出して泣いた
ミカサ「う、わぁぁん！Aのっ…バカぁぁ！」
貴「…うん…。ごめん、ホントにごめんね」
ミカサ「もう、私達を置いていかないで…！これ以上家族を失いたくないのっ…」
貴「どこにも行かないよ。約束する」
ラッキーアイテム
革ベルト
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bianca(プロフ) - ベルトルトの名前がベルトルになってます (2014年11月19日 23時) (
レス) id: 59896345eb (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - キーワードにも載ってるからエレンが良いです。 (2014年4月29日 20時) (レス) id: 8e03663f21 (このIDを非表示/違反報告)
メア - エレンがいいです。エレンきゅんhshs≧ω≦ (2013年12月30日 17時) (レス) id: d59d7f0e03 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 私はアルミン落ちがいいです☆ (2013年11月26日 21時) (レス) id: c66b8f9978 (このIDを非表示/違反報告)
ラビたる(プロフ) - 兵長を推薦します！ これからも頑張ってください(*＾ω＾*)ﾉ (2013年10月14日 1時) (レス) id: 571855a814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アストル
| 作成日時：2013年9月28日 20時
