王子役：バルト ページ7
「よし！スタート！」
桃谷監督の声と共にオーディションが開始する。
「よぉA！俺と踊ろうぜー！」
今回は本名であるA、でもいい事になっているため、そのままオーディションは続行。
「はい！喜んで！」
私の役の性格は細かく決まってないため、ジョシュアの時とは違う感じ演じてみる。
「よし！こっちだ！」
浜辺の方へ手を引かれる。
そして、そのまま踊ろうとする。
「王子様、私この靴でこの場所では踊りにくいので、靴を脱がせてもらいますね！」
靴を脱ぐシーンを忘れてるバルトの代わりに脱ぐ流れへ持っていく。
「あ、あぁ！そうだな！俺も抜いだ方がいいよな！」
私たちはお互いに履いていた靴を脱ぐ。
「よし！踊るぞー！！！」
私とバルトは手を取り、踊り始める。
「楽しいな！A！」
「はい！」
笑顔で踊る私たち。
バルトの笑顔が眩しくてドキドキする。
「ゴーン、ゴーン、ゴーン…」
例の監督の鐘。
「はっ…私、帰らないと…」
私は行こうとする。
「何でだよ、A！楽しかったんじゃないのか！？」
(バルト、地味に演技上手い？もしかして、お話にのめり込めてるのかな？)
「楽しかったですよ！けど…これは、私のドレスじゃないんです…魔法使いさんが私のボロボロのドレスを輝かせてくれただけなんです…」
バルトに背を向け俯いた状態で拳を握る私。
「ほら、これですよ…家族にずたずたされても、魔法使いさんのお陰で貴方の様な素敵な人に会えたのに…」
「魔法なんてすげぇじゃねぇか！」
いつの間に私の目の前にいるバルト。
「俺、魔法なんて初めて見たぜ！？もっと話聞かせろよ！」
目をキラキラとさせ、上目遣いでこちらを見てくる。
「そうですか？」
「あぁ！魔法って、本当にあるんだな！本当にすげぇよ！」
私の手に指輪の箱を乗せる。
「俺と結婚して、毎日楽しく過ごそうぜ！」
「私なんかでいいんですか？」
「当たりめぇだろ！」
バルトはさっきよりも倍輝いた笑顔でニコッとした。
「カーーーーーット！」
桃谷監督の声が響いた。
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ゆい(о´∀`о) - 瀬央さん» 最高なんて言われるなんて！嬉しいです！応援ありがとうございます！ (2018年10月20日 0時) (
レス) id: a29e17b9c7 (このIDを非表示/違反報告)
瀬央 - わー素敵！シュウ様最高でした！応援してます！ (2018年10月19日 20時) (レス) id: 8900a37839 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(о´∀`о) - 瀬央さん» ありがとうございます！頑張りますね！！ (2018年10月18日 22時) (レス) id: a29e17b9c7 (このIDを非表示/違反報告)
瀬央 - あ、一番右のお星様、押させていただきましたよ♪ (2018年10月18日 22時) (レス) id: 7188a9c310 (このIDを非表示/違反報告)
瀬央 - シュウ様はやく見たい♪ 更新頑張ってくださいね！ (2018年10月18日 22時) (レス) id: 7188a9c310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい(о´∀`о) | 作成日時：2018年10月8日 7時
