【鬼滅の刃】不死川家の長女です。【キメツ学園】Part2

75話 ＊リクエストPart3-8 ページ26

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……

玄弥｢姉ちゃん……｣

……

玄弥｢お姉ちゃん……｣

玄弥｢……｣

実弥(構う構わない関係なく抱きつく癖、治んねェか？)

玄弥｢お姉ちゃん！｣

わ！？

A『心肺停止になりますからやめてください。』

というか寝ていたのでは？

玄弥｢姉ちゃん…抱っこして。｣

A『先程も嫌と言う程したでしょう。』

玄弥｢足んない。｣

えぇー…

A『もう…甘えん坊さんなんだから…』

実弥(甘やかし放題なお前のせいでな。)

A『夕飯作りたいんですけど。』

玄弥｢今日なーに？｣

A『何がいい？』

玄弥｢姉ちゃんの手料理！｣

貴方は物事の具体性に欠けてます。

A『リクエストは？』

玄弥｢え…なんだろう…｣

実弥｢おはぎ。｣

この人はいつもそればっか…

A『玄弥の食べたいもので良いんですよー？』

玄弥｢食べたいもの…肉が良い！｣

なるほど。

A『姉ちゃん買い物するから降りてください。』

玄弥｢ヤダ。｣

なにゆえ。

A『何をしたら降りてくれますか？』

玄弥｢何しても降りない！｣

えぇー…

実弥｢行くぞ。｣

はーい。

兄さんが無理矢理、玄弥と引き離したせいなのか、

炭治郎｢今日は一段とベッタリだな……｣

腕を両手で握られて歩きにくいです…

A『炭治郎くんのお宅は夕飯何になさるんです？』

炭治郎｢今日はカレーらしいですよ！うち家族多いから。｣

禰豆子｢あ！｣

私を見つけては抱きつく禰豆子ちゃんと、

玄弥｢あ"ぁ！？｣

禰豆子ちゃんに嫉妬する弟。

A『良い子良い子。』

禰豆子ちゃんを撫でると御満悦。

玄弥｢……｣

炭治郎(お姉さんの事大好きだもんなぁ…)

実弥｢まだ買い物してねェのかよ。｣

兄は玄弥の為に参考書を買ってました。

A『あはは…』

玄弥｢俺の姉ちゃん返して。｣

炭治郎｢ご、ごめんな！禰豆子！帰るぞ！｣

あらら…

A『禰豆子ちゃん、また今度遊びましょうね。』

ニコニコと笑って手を振って帰路につきました。

A『良い子良い子。』

撫でると

玄弥｢……｣

不機嫌なのか無言。

A『ほら、玄弥。食べたいものあったらカゴに入れてください。』

玄弥｢うん。｣

ようやく歩きました、けど

A『玄弥ぁ…もう少し離れてください…』

玄弥｢なんで。｣

他の人からの視線が痛いですし、歩きにくいです…

A『良い子だから…』

渋々といった形で離れてくれました。手は握ったままですけど。

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