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人虎くんとお菓子 終 ページ8

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「「頂きます」」



「ひゃづけ、めっはほいひいれす」



「こらこら、食べながら話すなんてはしたないよ!」



「ごめんなさい」



「そんなに慌てて食べなくても無くならないし、おかわりはいっぱいあるからね。いっぱい食べて!食べる子は育つ!」




「ありがとうございます!!」




結局、敦くんは3杯お茶漬けをおかわりした。其の細いウエストにそんな量入るものなのか。


代謝が良くて羨ましいな。私なんて食べたものは勿論、そんなに食べてないのに太るし。




「遅くまで付き合わせちゃってすいません。そしてクッキーの作り方教えてくださってありがとうございました!」



「ううん、こちらこそ。遅くなっちゃってごめんね。夜ご飯もこっちで食べちゃえばいいのに」




「お昼ご飯もクッキーの材料までAさん持ちなのに夕食までご馳走していただく訳には……」



「そっか。でも気にしないでね。私が好きでやってる事だから」




其の後は何やかんやでクッキーを焼き、花札なので遊んだ。ちゃんとクッキーは焦がすことなく美味しくできたよ!




そうしたら、すっかり外が暗くなってしまった。おやつの時間は通り越してしまったので今日、このクッキーを食べることは無いだろう。明日のおやつにでもして欲しい。





「其れではまた来ますね!」



「あ、私探偵社まで送るよ?」



「え゛ぇ!?そんな、Aさん帰り危ないですよ!今こんな時間ですし」



「敦くんだって危ないでしょ!
聞いたよ。ポートマフィアに狙われてるって。そんな敦くんを夜に1人で帰らす訳には行かないよ!」



「でも……」



「敦くんともう少しだけ一緒にいたいんだ。だめ、かな?其れに、私自己防衛出来るぐらいには強いから!」



「……ぅ、分かりました。でも危なくなったら、急いで逃げて直ぐ電話して下さいね!」



こうして敦くんを探偵社迄送っていった。
私のお店がある処の周りは一寸電柱が少なく、裏道などがいっぱいだ。


そんな道で、敦くんは車道側を歩いてくれたり、多分歩幅合わせてくれたりしていて、敦くんはとっても優しい人。



そんなことを考えていたらあっという間に探偵社へ着いた。

名探偵さんの優しさ 一→←人虎くんとお菓子 三



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オタク - んんんんん尊い...控えめに言って禿げそう(?) (8月3日 3時) (レス) @page16 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
モカロール(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます!文ストのキャラめっちゃかっこいいですよね……!更新頻度あげれるよう頑張ります! (7月20日 18時) (レス) id: 80653f54d7 (このIDを非表示/違反報告)
モカロール(プロフ) - 奏さん» コメントありがとうございます!イケメン大好きなのは矢張り全人類共通ですよね!!更新頑張ります✊🏻⸒⸒ (7月20日 18時) (レス) id: 80653f54d7 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - タイトル&お話最高です!!改めて文ストはイケメンの宝庫だと思いました♥️滅茶苦茶、共感しましたよ…私も面食いなので(笑)これからも頑張ってくださいね。応援しています!!(*^-^) (7月20日 17時) (レス) @page10 id: e4a4033c2e (このIDを非表示/違反報告)
- とっっっっても!共感しまくります‼イケメン最高ですよね…❣更新頑張ってください!応援してます‼‼ (7月19日 23時) (レス) @page10 id: 197e9c1dfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モカロール | 作成日時:2023年7月9日 16時

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