25.ふたりきり※誤字修正済み ページ6
｢______じゃあ、そろそろ帰るね｣
｢お、もう帰っちゃうんスか？｣
｢なんか、もう眠いし……
また今度会おうね！｣
｢藍川は健康志向だな。
いい心がけなのだよ」
皆に軽く見送られる。
｢(征くん、は……)｣
______まだ、緑間くんたちと話しているようだ。
__________
______
店を出て、少しぼぅっとしていると、
｢藍川さん｣
｢っ！？｣
突然後ろから声が聞こえて、
飛び上がってしまった。
｢すみません、驚かせてしまいましたね｣
｢く、黒子くん。
どうしたの？｣
｢藍川さんと少し話したくて、
出てきました。
誰にも気づかれませんでしたけど｣
黒子くんが、柔らかく笑う。
……それは、
私が久々に見た、彼の笑顔だった。
｢……黒子くんとは、1番長い間
会ってなかったよね｣
｢ええ｣
……私と彼は、
近い時期に、不登校になってしまった。
もっとも、私は……
最後の全中を見ることなく、
部を抜けてしまったけれど。
｢でも、今日……
黒子くんが笑うようになってて、
すごく嬉しかったよ｣
｢……そうかもしれませんね。
それは、ボクに限った話ではありませんが｣
｢そうだね……皆も、
きっと、黒子くんが変えてくれたんでしょ？」
__________征くんも。
｢ボクは大したことはしていませんよ｣
｢……ありがとう、ね｣
｢……そう思ってもらえるのなら、
嬉しいです｣
________________
__________
______
緑間たちとの雑談を終え、
待っていてくれたAの元へと向かう。
……？
｢あれは……Aと、黒子か｣
『……ふたりきり、だな』
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アップルミント - めっちゃ面白い!!!! 私も、弱ヤンデレ(←何か弱酸性○オレみたい…)の赤司くんの小説書いてるんですよ!? やっぱり、赤司くんは格好いいですね！ 大変だと思いますが、更新、頑張ってください！ (2016年9月27日 16時) (
レス) id: b3db92abd7 (このIDを非表示/違反報告)
そらまめ - 面白くてとてもいいと思います！ 更新頑張ってください！ (2016年8月15日 1時) (レス) id: f52402c866 (このIDを非表示/違反報告)
桜兎 - とても面白いです。更新宜しくお願いします！ (2016年8月10日 21時) (レス) id: 18143e7d71 (このIDを非表示/違反報告)
テツナ - 初めて見ましたけどこういう赤司くんもいいですね！ (2016年7月26日 15時) (レス) id: 1ce5f9d6f9 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - やっぱり、いつ見ても面白いです！ (2016年7月22日 16時) (レス) id: 6ddfbdbf33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩夏 | 作成日時：2016年5月22日 11時
