続き ページ35
tnside
いざ、グルさんの家の目の前に恥ずかしくなって、インターホンを押そうとしては手を引っ込めてを繰り返していた。
tn「う…やっぱ無理やって！」
あ、明日また来よう…。そう思って踵を返した瞬間、不意に聞き覚えのある低い声が聞こえてくる。
gr「お、トン氏じゃないか。どうしたんだ？俺の家の目の前で。」
tn「ぐ、グルさん！！」
グルさんは、丁度外出中だったらしく手にコンビニの袋を持って俺の方を見ていた。
tn「あ…いや、なんでもないねん。丁度近くに来たから、グルさんおるかな〜って思ったねん。」
gr「そういうことか。丁度外に出ていた所だ。じゃぁこれから打ち合わせがあるから。また今度な。トン氏。」
tn「あ、うん。」
そう言って固まっている俺の横を通り過ぎて自分の家の扉の前に行き、鍵を探し始めているグルさん。
だめ…ここで帰ったら…元に戻れんくなってまう…！
tn「グ、グルさんっ！」
勇気を振り絞って声をかける。
gr「どうしたんだ？顔赤いゾ？」
今までで一番真っ赤になった顔で、ぐい、とグルさんの顔を自分自身の顔に近づけると、グルさんの唇に一瞬だけキスをする。
急な出来事でも顔が赤くなってないグルさん。でもそんなことに驚く余裕はなく俺は話始める。
tn「最近グルさんなんか冷たいな、って。俺の事飽きたり嫌いになっちゃったんかな、って思ってな。それで…。」
これが精一杯だった。これ以上言葉を紡ごうとしても喉に突っかかったように出てこない。
上がった息を整えて、恐る恐るグルさんの表情を伺う。
…え？笑ってる？
gr「ふむ。任務完了、といったところか。ごちそうさま、トン氏。」
tn「へ‥？」
どういう事かよく分からなかったが、前のよう笑っているグルさんがいた。
先程までの冷たい、どこか他人を見るような目ではなく、紅蓮色の目が楽しげに動いている。
gr「さ、トン氏。はよ中入れ。祝杯をあげようではないか。」
tn「う…ん？」
よく分からんが、今までで一番グルさんが楽しそうだからまぁいっか。
まぁともかく、グルさんが俺を嫌いになったわけじゃなくて良かった。
tn「ね、ねぇグルさん。」
gr「ん？なんだ？」
tn「これからも、ずっと俺のそばにいてくれるんやよな？」
gr「当たり前だろトン氏。」
嬉しくて頬が緩んでしまう。そんな赤くなっている俺を気にしてなのか、グルさんは早く部屋に入るように急かした。
ねぇ、グルさん。愛してます。
＿＿＿＿＿＿
終わり方雑なのが本当にすいません…。
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あーちあ(プロフ) - たいやきさん» たいやきさん、コメントありがとうございます！かわいいshaちゃんを書くのが趣味です(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2023年1月9日 11時) (
レス) id: c941e8c409 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき(プロフ) - この作品、超面白くて何回も見てます！！！！最新頑張ってください！！！！！shaちゃんが可愛すぎますっ♡マジ最高ですっ！！！！ (2022年10月19日 0時) (レス) @page17 id: 7b93dadd21 (このIDを非表示/違反報告)
あきら - ロッピ、、煽り組、、、ﾁｰﾝ(感想を伝える間もなく尊死) (2022年6月26日 16時) (レス) id: 59a8197af5 (このIDを非表示/違反報告)
あーちあ(プロフ) - 霜月さん» いえいえいえ！こちらこそ見てくださってありがとうございます！コメントまで！ロッピも煽り組もいいcpですよね〜(>ω<)尊い… (2021年10月15日 20時) (レス) id: 89bdb2b3c8 (このIDを非表示/違反報告)
霜月 - HAHAHA☆ロッピと煽り組なんて私の推し組やないか☆ありがとうございますご馳走様でした(？？？) (2021年10月15日 16時) (レス) id: 4aa0d1b896 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちあ | 作成日時：2020年7月20日 18時
