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第10話…理由 ページ13
何故私が先輩を好きになったのかというと…
それは、入学式の出来事…
最初、先輩は男の子だけど背が小さくて、何だか話しかけるなオーラ全開で近づきずらかった。
先輩達の間ではチビのくせに態度がデカくて正論で跳ね返されるから無闇にからかえない怖いやつというのでちょっと話題の人だった。
私が気になり始めたのはそれから１週間たった頃で授業を初めてサボった時に図書室で音楽を聴きながら夢中で何かを書いていたのが気になり話しかけたのが出会い。
それでその日の放課後、彼が3人の兄弟らしき男子に囲まれているのを見てしまって正論で黙らせていたのを見た時一目惚れしてしまった。
それから普通に話しかけることが出来なくてストーカーみたいになってしまったのがオチである。
先輩は嫌がるけど本気で突き返したりは1度もなくて先輩なりの優しさを感じた。
先輩は振り向いてくれないけどたまに満更でもないような態度をしてくれるのでちょっとワンチャンあるのかなと期待してしまう…
例えば、遅い時は送ってくれたりとか…
「期待させないでよ…」
先輩は鈍感で小悪魔でどんどん私を好きにさせる…
「帰したくない、なんて言えないな…」
いつか届きますよーにっ
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作者名：しんぐぅじ | 作者ホームページ：https://twitter.com/project00004?s=09
作成日時：2018年9月27日 15時
