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ラグーンside



放課後。



ラギーがレオナさんに話があるそうで出かけてるいる間、俺はなんとなく外に出たくて窓から飛び降りた。




やっぱり体が衰弱しているようで、足を捻ったが別に気にしてない。

骨が折れてない限り普通に歩けるし、脛をぶつけた時の方が衝撃はすごい。





なんとなくフラフラと歩いていると、ラギーに見つかって滅茶苦茶怒られた。


あんたそのまんまじゃ絶対みつかりますよ!って怒鳴られて仕方なく変化魔法をかける。



黒髪黒目のモブに変化したところで、見知った声がした。








毎日聞いてた、懐かしい声。


無性に会いたくなったけど、我慢した。


俺は、あの3人の傍に居ていい訳がない。






あの3人の近くにいたら、きっと俺は監督生さんを殺してしまうと思う。







そんなのダメだ。



爺ちゃんにも顔向けできない。









あの3人がどこか焦った様子で横を通っていく。





無意識にチラリとラギーを見れば、ラギーはこっちをビックリしたように見つめている。





ラギー「あんた…魔法………」


「え」








あれ?ラギーの顔ってそんなぐにゃぐにゃだったっけ?








なんかラギー斜めに歩いてない?



いや、違う。









俺が倒れてるのか。












遠くで、ラギーの声と









懐かしい声がした。

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作者名:せんら | 作成日時:2020年9月12日 9時

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