嫌い6 ページ8
ラグーンside
放課後。
ラギーがレオナさんに話があるそうで出かけてるいる間、俺はなんとなく外に出たくて窓から飛び降りた。
やっぱり体が衰弱しているようで、足を捻ったが別に気にしてない。
骨が折れてない限り普通に歩けるし、脛をぶつけた時の方が衝撃はすごい。
なんとなくフラフラと歩いていると、ラギーに見つかって滅茶苦茶怒られた。
あんたそのまんまじゃ絶対みつかりますよ!って怒鳴られて仕方なく変化魔法をかける。
黒髪黒目のモブに変化したところで、見知った声がした。
毎日聞いてた、懐かしい声。
無性に会いたくなったけど、我慢した。
俺は、あの3人の傍に居ていい訳がない。
あの3人の近くにいたら、きっと俺は監督生さんを殺してしまうと思う。
そんなのダメだ。
爺ちゃんにも顔向けできない。
あの3人がどこか焦った様子で横を通っていく。
無意識にチラリとラギーを見れば、ラギーはこっちをビックリしたように見つめている。
ラギー「あんた…魔法………」
「え」
あれ?ラギーの顔ってそんなぐにゃぐにゃだったっけ?
なんかラギー斜めに歩いてない?
いや、違う。
俺が倒れてるのか。
遠くで、ラギーの声と
懐かしい声がした。
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作者名:せんら | 作成日時:2020年9月12日 9時