Stop!-26 ページ1
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「気持ちい〜」
ただいま国見くんにマッサージをしてもらっています。
「Aに触っても怒られないとかずるすぎる」
「国見後で覚えてろよ」
「死んだ魚の目しやがって」
「塩キャラメル野郎」
「サボリ魔め」
ほぼほぼ悪口な気がするけどスルーしておこう。
だが。
やはり当の本人は気に障ったようで。
「んひっ!?」
突然肩を舐められた。
ムカつたからって私にあたるのよくないよ!!!
「色気の無い声」
「うるせえ!」
「国見ちゃんばっかりずるいよ!俺も触りたいし舐めたいし襲いたい!」
ごめん及川ちょっと意味分からない。
「さっきから俺のことスルーしやがって!俺だってやりたいよ!」
ごめん堅治なにをやりたいのか私には分からない。
「もうこれは運ですよ。皆さん我慢してください。」
勝ち誇った笑みを浮かべた国見くん。
「うるさいよもう!五分経ったから終わりね!」
「絶対経ってないですよね」
「うるさい!私が経ったって言ったら経ったの!!」
そう言うと、不機嫌そうな顔で私から離れた国見くん。
「じゃ次…」
光太郎が棒を取ろうとした瞬間。
・
「…あ……ね…」
「……お…」
・
「やべえ…!先生たちだ…!」
え。
「電気消せ!」
「布団入れ!」
「え、え、」
突然でわけわかめなんですけど。
「Aここ入って!」
「ぅえっ」
パチ
電気が消える音がして、視界が真っ暗になる。
なんか…抱き付かれてる…?
いや抱き付かれてる(確信)
誰かと思い、顔をあげる。
・
…暗くて顔が見えねえ…
なんかすごく触られてる気がするよ。
・
ふと、首筋にぬるっとした生温かい感触。
「!?」
くすぐったくて、漏れてしまいそうな声を抑える。
お腹に巻き付く腕も、本当なら今すぐに離してほしい。
「…ですよね」
「ああ。だから、_____」
先生たちの声が私たちの部屋を通り過ぎて、遠のいていく。
「…」
・
行った…かな。
・
「電気つけるぞー」
岩泉さんの声がしたと同時に、パチン、と明かりがつく。
その瞬間、勢いよく布団を捲りあげ、犯人を見る。
「お前か!!」
・
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ワ - えっ!!どういう事ですか?!?!続きが気になり過ぎてヤバイんですけど!!!早く続き出してください!!マジで気になる!!! (2月9日 20時) (レス) @page15 id: 98e979a673 (このIDを非表示/違反報告)
すがちゃん - ええええええええええ!!最後びっくりなんだけど!!!続きめっちゃ気になります!更新大変だと思うんですけど頑張ってください!応援しています! (2023年2月12日 12時) (レス) @page15 id: ef7d209e46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ - すごい面白いです!!!!続きがすっごい気になる… (2022年11月27日 0時) (レス) @page15 id: 0c2b9f7699 (このIDを非表示/違反報告)
みやこ - めっちゃ続き気になりますっ!!最終更新2015年…。でもまだ諦めません!いつか戻って来てくださる事を祈ってます!! (2021年7月13日 15時) (レス) id: 0e9de7c19d (このIDを非表示/違反報告)
愛葉 - きになるよおぉおぉぉっ! (2021年3月30日 18時) (レス) id: 26aaf95700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊 | 作成日時:2014年11月30日 9時