怪しい気配 ページ22
貴方side
私は、シャオロンさんに指定されていた裏庭へと着いた。
…だけど、呼び出した当の本人がいないのだ。
『シャオロンさん到着しましたAです！』
そう私が裏庭で言ってみたけど、やっぱり返事は無い。
『あれ…?裏庭であってる…よね?』
いきなり背中にビリビリと人の気配がした。
そのあと、私はされるがままで、その人が私が倒れた上に乗っている形になった。
手にはナイフを持っていて、私の喉に軽く刃先が当たっていた。
抵抗しようと思えばできた、だけど私はやめた
理由は、気配の主がシャオロンさんだったから
『シャオロンさん、どうされたんですか?』
理由は分かっていたけど聞かずにはいられなかった。
sya「どうってっw(黒い笑)決まってるやん、この国の為にもお前を消しとく。お前みたいな危険分子が他の国のスパイとかやったらなおさらやな。」
やっぱり…
『わかりました。切ってください。』
そう言うとシャオロンさんは拍子抜けしてしまったような顔をした。
少しの間が経ち、シャオロンさんが私に乗っていた自分の体をのけて城の中へ向かっていった。
sya「やっぱやーめたー。無抵抗な人倒しても面白くないし。」
『えっ!?いいんですか消さないで?』
私も拍子抜けしてしまった。
さっきまであんな殺気ムンムンだったじゃないですか大将!
シャオロンさんは足を止め、
sya「別にあんな状況で無抵抗やったし…度胸あんな」
褒められているのだろうか？
sya「あっ!そういえばA」
はっ!Aと呼んでくださった…少し認められたってことかな？
よし!もっと頑張ろう!!!
sya「って聞いてる?」
『はっ!すいません!』
sya「その敬語禁止とあと呼び方シャオロンとかシャオちゃんで」
えっ!?そんな大事な話を聞いていなかったなんて、私は馬鹿だ〜!!!!!!
『う…うん、分かった!じゃあ、シャオちゃんが言いやすいからシャオちゃんで！』
シャオちゃんは満足そうに止まっていた足をまた動かした。
するとまた止まってこっちを振り返って聞いてきた。
sya「何でAってこの国のことそんなに好きなん」
私はシャオちゃんに話してみようと思った。
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天ーてんー(プロフ) - どうも。天ーてんーです。焼肉弁当と今作で、合作させて貰うことになりました。22話が私のターンで、そこから合作決定ということになります。交互にやっていきますので、よろしくお願いします。私の作品も見てください！ (2018年11月19日 17時) (
レス) id: 0db831385a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼肉弁当 | 作成日時：2018年9月16日 15時
