不良品彼氏

不良品9 ページ9

ななもり「ねぇ、」

「はい？」

ななもり「敬語も外さない？」

莉犬「俺も思うー」

「えと、それは…」

ころん「一緒に暮らすんじゃないの？」

「わ、わかったよ…」

敬語外すのはなれないけど

ころん君には避けられなくなったし

さとみくんもちょいちょい話しかけてくれるし…

まぁ、よかったのかなって

何より家が賑やかになって

嬉しい…

莉犬「Aちゃん？」

「へっ？」

莉犬「ボーッとしてたけど…」

「あ、大丈夫！」

「そだ、なーくんちょっといいかな…？」

ななもり「ん？」



「今日はもう遅いから寝るんだけど…」

「明日、皆の服とか、最低限の家具とか揃えたいなって思って…ついてきてくれるかな…？」

ななもり「え、そんなことまでしてもらっていいの？ついていくのは全然いいんだけど…」

「じゃ、決まり、明日いこうね、今日は布団敷いてあるから」

ななもり「わかった！」

「おやすみなさい」

ななもり「おやすみ」

作者から→←不良品8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す