Story2 ページ3
You side
恵「何か…見た事あります。先輩の顔」
貴『Aと呼んでください。私は一応モデルとして活動しています』
私はポケットから名刺を出した。
そこには私の所属事務所、オフィシャルサイトのURLが書いてあるものだ。
貴『貴方、式神使いですね』
恵「…分かるんですか?」
貴『えぇ。随分と手に気を遣っているそうなので』
恵「A先輩の呪術は何ですか?」
この子、クールそうに見えて割とグイグイ来るね。
嫌いじゃないけど。
貴『見せたいのは山々ですけど、私の呪術は感情が必要不可欠なので今は出来ないです』
交流戦の時にでも見せてやるか。
?「恵ぃ〜?どこ行っ…A?」
貴『真希!!』
ひょっこり現れたのは、同級生の禅院真希。
唯一の女の同級生だから、超絶仲良し。
真希「帰ってたなら連絡くらいしろよな」
貴『今朝帰ってきたのー。驚かせたくて、黙って帰ってきちゃったてへぺろ』
真希「ったく…」
貴『えへ』
2人で話してると、首を傾げる伏黒くんが視界の端に映る。
真希「あー、こいつ初対面の相手には猫被んだよ。慣れてきたら、こんな感じ」
貴『いやん真希てゃんたら酷いぴえん』
恵「…なるほど」
君も納得してんじゃないよ。
?「…明太子?」
貴『棘…!!』
パンダの陰に隠れて、ひょこっと顔を覗かせたのは私の愛してやまない狗巻棘。
貴『ただいま!!((ギュッ』
棘に飛びつき、思いっきり抱き締める。
貴『んふふ、かぁわいいね〜♡』
棘「おかか、すじこ」
貴『本当?嬉しい!!』
恵「A先輩、狗巻先輩の言ってる言葉分かるんですか?」
あ、皆いたんだ。忘れてたよ。
貴『もちろん!!昔からの付き合いだからね、棘とは』
恵「へぇ」
貴『…何、まさか伏黒くん棘の事気になるの?言っとくけど、絶対にあげないかんね。棘は私のだから』
ギロっと伏黒くんを睨む。
恵「そんな訳ないですから。随分親しげなので」
貴『そりゃ、私と棘は婚約者だもんね!!!!!!!!!』
真希「待て、それ初耳」
貴『え?私言ったけど。ね、パンダ』
パ「言った」
恵「パンダ先輩、最初のセリフそれでいいんですか」
------------------✁︎キリトリ線✁︎-----------------
棘くんかわちぃ。
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りんりん - めっちゃすごい人だったんだがw (2021年4月23日 22時) (レス) id: 2410859d7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らんらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/
作成日時:2021年2月28日 8時