最強の呪術師は、女の子らしいです【呪術廻戦】【狗巻棘】 (ページ13)

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Story12 ページ13

You side

貴『あはっ、ひっでぇ臭い』

毒に包まれているため、空気中に毒が蔓延してまるで毒ガスに閉じ込められているみたい。

貴『私に毒の耐性あるつっても限度があるし、さっさと祓っちゃうわよーん』

再び左手に呪力を込める。

みるみる手は冷たくなり、冷気が漂う。

貴『情霊呪法【アメジスト】』

((ﾊﾟｷｨﾝ

毒を纏った呪霊は氷漬けになり、完全に動きが止まった。

貴『今の間にサクッと呪力抜いちゃうか…反転術式【キール・ロワイヤル】』

氷に触れ、呪力を右手に込めると左目がチリチリと痛む。

((ﾊﾟﾝｯ

氷が割れ、呪霊は消え去った。

貴『お？これって…』

呪霊が消えた痕に、何かが転がっている。

禍々しい色をした棒のようなもの。確かこれ…

貴『両面宿儺の指…』

貴『うぃー、終わったぞー…げ』

待たせていた西園寺のところに行くと、何と五条もいやがった。

悟「お疲れサマンサ〜。悪いねー、僕の代わりに来てもらって」

貴『てめぇ、生徒に自分の任務押し付けやがったのかよ…まじゴミだな』

悟「まぁまぁそう言わず〜。この任務の給料はちゃーんとAにやるからさ!!」

貴『当然だろ。祓ったの私だし…あ、こんなもん落ちてたぜ』

私はさっき拾った宿儺の指を、五条に投げつけた。

悟「おー、悪いね〜」

貴『思ってねぇくせに。言っとくけど、これ貸しだからな』

悟「は？」

この私が見返り無しに、任務行くとでも!?((

貴『給料は普通、祓った奴が貰うだろーがよ!!そんなもん、見返りにもなんねぇ!!』

悟「ﾊｧ…で、何が目的？」

お、珍しく受け入れてくれんだ。

明日にでも大雨降りそ。

貴『私も交流会に参加させろ』

悟「お前なぁ…京都校には特級が『いないのは知ってんだよ!!』」

私は記憶力に自信があるから、言われた事くらい覚えてるわ!!

貴『憂太が今海外だから、うちの特級は今は私だけ。京都校は特級はいないけど1級が1人、準1級が2人いる。うちには私を除いたら準1級の棘しか強い人がいない。これは平等じゃないんじゃない？』

悟「最もらしいけど、人数がこっちは1人多くなるんだよ。それこそ向こうに不利だろ」

貴『えぇー…』

交流会出たいのに…

貴『あ、いい事思いついた』

これなら五条もNOとは言わないでしょ( -∀-)
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夜は小説描くのが捗る(超朝型人間)