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ー太刀川sideー
警察学校を卒業すれば切れる縁だろうが、今だけでも、と思ってしまうほど、彼に関心を持ってしまった。
俺の事情を知らない人間は、大体この苗字を聞いただけで俺を遠ざけるのに、あんなに無神経に声をかけられたのは初めてだったからな。
誠実で、あと、意外と可愛いところがある。
男相手に何考えているんだって話だが、そう思ってしまったものは仕方ない。
なんて考えていると、いつも使うコンビニが見えてきて。
「あぁそうだ、コンビニに寄ってもいいか？」
「んあ、いーよ。
ダッツ奢りね」
「…君の方が金持ってるだろうに…」
思わずそう呟きながらコンビニの前までやってきたのだが。
「…改装中、だってさ」
扉についた簡易的な貼り紙を見て、悟はそう言った。
「…ふむ」
近くのコンビニだと徒歩で10分くらいかかるな…。
なんて思いながらふと周りを見渡すと、出したままの幟が目に入る。
「…おかしい」
「え？何が？」
俺の呟きに、きょとんとする悟。
「…改装中なら、幟は片付けるはずだろう。
灰皿、ゴミ箱、傘立て…全部出したままだ。
…それにこの貼り紙…、改装が終わるおおよその日程すら書かれていない…。
妙だと思わないか？」
俺がそう言うと、悟はポカンとして俺を見つめた後、
「…すげー、なんか刑事みたい」
と呟いた。
「いずれはそうなるさ。
少し様子を見てくるから、悟は外で待っているんだ」
「ええ、何で」
「教師目指してる人間が、卒業前にトラブルに巻き込まれたらややこしいだろう」
俺の言葉に不満そうに、ちぇっ、と言った後、納得した様子だったので、俺はコンビニの自動ドアを潜る。
すると中ではおそらく客であろう人たちを拘束し、スタッフルームに閉じ込めようとしていたところで。
そして驚いたことにその客の列の最後尾には、降谷君と伊達君の姿が。
「何だテメェ！！
張り紙見なかったのかよ！！」
ライフルを持った男がそう叫ぶ。
その声に釣られて、降谷君たちがこちらに気づき、驚いて目を見開く。
「あぁ、見たさ…雑な張り紙だったが」
そう言えば、犯人グループに囲まれる。
…人数は5人でライフル2本、金属バット1本…後は、武器を隠し持ってるか…？
ふむ、問題ないな。
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マニ。(プロフ) - しまさん» ✉️。あのしまさんのボードに返事送りました！ボード返事待ってます！ (2月25日 11時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
しま(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！嬉しいです笑 ボードは滅多に使わないので、イマイチ使い方を覚えてないのですが、それでもよければ是非！ (2月25日 8時) (レス) id: 901e45cbed (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは！とても面白いです。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝 (2月24日 23時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しま | 作成日時：2024年1月28日 1時
