肆 ページ5
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ……ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ………
6時にセットした目覚まし時計の音が脳内に響き渡り、窓からは陽の光が指している。どうやら朝が来たらしい。
『朝ごはん……』
寝ぼけまなこで着替えもせずキッチンへ向かうと、何かふわふわしたものを踏みつけた。
なんだろう？と、不思議に思って足元を確認すると、男が倒れている。どうやら私が踏んでいたのはその頭だったらしい。不思議な朝だなぁ……
『不思議な朝だなじゃないよ私！！何してるんですか貴方！！』
zm「今更やけど貴方って呼び方ええなぁ……なんか新婚ホヤホヤの夫婦感あって」
『な、何言ってるんですか……』
zm「Aの部屋漁ってたら急に眠くなってな、何か食うもんない？」
『はぁ……勝手に漁らないで、今ご飯作ります。』
ゾムがいるという事は、どうやら昨日の出来事は全て現実だったということらしい。
と、言うことは。学校の中に私を恨んでいる人物が確実にいるという事だ。憂鬱な気分になりながら、沸騰した湯に塩とパスタを投下してタイマーをセットする。はぁ、とため息を着くと、後ろからゾムに抱きつかれた。
zm「何作ってるんこれ」
『え、パスタですけど……食べられないですか？』
zm「いや、多分イケる。初めて見たから感動してるだけ」
『そうですか。それより離れて、火を扱ってるんだから！危ないです。』
zm「え〜？しゃぁないなぁ〜」
子供のように頬を膨らませながら渋々離れる彼。
これだけ見ていると到底悪魔には見えないな、なんて考えて。市販のミートソースを火にかけ茹で上がったパスタを入れて十分に絡める。お皿にもりつければ
『出来ましたよ、どうぞ』
zm「うぉ〜！いただきマース！！」
大きく一口、口に放り込んだゾム。ピタリと動きが止まった。喉に詰まらせたのか口に合わなかったのか。
『えと、大丈夫ですか……？』
zm「……んまい、めっちゃうまい！！人間の食いもんはうまいな！！うへへww」
嬉しそうにガツガツ食べるゾムは、あっとゆう間に朝食をたいらげた。食器を洗ったり、着替えたり、歯を磨いたりと、そうこうしているうちに登校時刻に近づく。
『あぁ、そろそろ行かなきゃ。学校に行ってきますけど勝手なことしちゃダメですよ？』
zm「はぁ〜〜い♡」
『行ってきます』
そう言って家を出て暫く歩く。普段から少し早めに出るせいか辺りは人通りが少ない。
『心配だなぁ』
zm「何がァ？」
『ゾムの事だy……は？』
は？？？
.
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ぺ - うわぁぁぁ！！久しぶりに見に来たらちょっとストーリー進んでる！！マジで何年かかってもいいんで投稿頑張ってくださいお願いします、、、。 (2022年3月22日 1時) (
レス) @page15 id: 037747e872 (このIDを非表示/違反報告)
Colt(プロフ) - あ、あ、あ、あ、のぉぉぉ絵柄も小説もめちゃくちゃ好みですぅぅぅｯｯｯｯこれからも頑張ってくださいぃぃぃぃぃぃぃｯｯｯｯ (2022年2月16日 13時) (レス) @page15 id: a16d24b70b (このIDを非表示/違反報告)
冬霧 那恋(プロフ) - お、おわお…おわ…おわりのはじまりってことですね…？ (2021年12月30日 10時) (レス) @page15 id: 645ab8761c (このIDを非表示/違反報告)
クロエ - 主さん、、頑張って(´；ω；`) (2021年8月31日 19時) (レス) id: 037747e872 (このIDを非表示/違反報告)
クロエ - パスワードの野郎め！！！！！！！！！許さんぞ！ (2021年8月31日 19時) (レス) id: 037747e872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：島津旧式 | 作成日時：2019年3月25日 23時
