いわゆる恋バナというヤツ ページ3
gr「俺はどうすればAさんと仲良くなれるのだろうか？」
sn「なんかそんな事で悩んでるって可愛いね〜青春、青春！」
ut「えっ、仲良くなるだけでええの？ちゃうやろグルちゃんあの子とヤりたぃ…あぁん！！」
sh「うわキモ…大先生ちょっとしばかれたくらいでいちいち喘がんといてキモい。」
ut「えぇ、シャオちゃんもグルちゃんもひどぉい…」
薬品の匂いが鼻を掠める放課後の保健室。大先生とシャオロン、そして保健医であるしんぺい神という雄臭いメンツで我々はいわゆる恋バナというヤツをしていた。
冷房が効きすぎたその部屋で、我々はたまにお菓子と飲み物を持参しこうやって話をする。
大先生の脇腹にチョップをかましながら珈琲牛乳をずい、と口に流し込む。
sh「う〜ん…俺が言うのもなんやけど、やっぱ話しかけてみぃひんことには始まらんでグルさん！」
ut「せやでグルちゃん、ちょっと話して甘い言葉掛けて抱きしめて南館の空き教室行けばあんま面識なくても即ハmぐはぁっ！！」
シャオロンの意見はありがたく参考にさせて頂くが、大先生は殺す。絶対殺す。と考えていると反射的に右手が大先生のみぞおちを突き上げ、一発KO。ピクピクと死にかけのゴ◯ブリのように床で倒れている大先生には目もくれず、話を続ける。
gr「だが話すと言っても共通の話題が無くてだなぁ…どうすれば」
sn「そうだねぇ、何か彼女のしていることを褒めるとか…」
しんぺい神の言葉を遮るように響くコンコンというノックの音と共に、聞き覚えのある可愛らしい声が耳に届く。しんぺい神は気づいていないのか呑気に「あ、ど〜ぞ〜」なんて言っている。
『失礼します、２年のAです。転んで膝擦りむいちゃって、絆創膏頂けますか？』
sn「あらら〜やんちゃだねぇ、ちょっと待ってて。まずは消毒するから」
噂をすればなんとやら。すごいタイミングだ。横ではシャオロンと起き上がってきた大先生がにやにやしながらこっちを見ている。
冷房が効きすぎていたはずなのに体が熱くなって硬直してしまう。
神よ、これは試練なのか…？
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じぇーけー - めっちゃこの作品面白くて好きです！見つけるのが遅すぎたことに後悔しています……更新されたら踊って喜びます！健康に気をつけてください、！ (2022年12月12日 14時) (
レス) @page38 id: ed930c6c24 (このIDを非表示/違反報告)
漢字ノートが終わらない小学生 - 続きお待ちしております！！ 健康に気をつけてくださいね！ (2020年8月18日 0時) (レス) id: abb7299221 (このIDを非表示/違反報告)
いもこ(プロフ) - まってます (2019年4月28日 21時) (レス) id: 07d14ed038 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - いつまでも待っています！頑張ってください！ (2019年2月19日 16時) (レス) id: efe5fa3d58 (このIDを非表示/違反報告)
コネ(プロフ) - いつまでも待ってますわ！この作品に出会えて良かった！ (2019年1月25日 22時) (レス) id: 22e22efe5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：島津旧式 | 作成日時：2018年8月16日 9時
