本丸�� ページ38
青い稲妻が鍛刀部屋？に落下し、しばらくすると火花を散らして消えた
稲妻が落ちた場所には、第二部隊とAがいた
Aはふらつきそうになるのをぐっと耐えて、隣でふらついた和泉守を支え、一緒に膝をついた
陸奥守「ここは…？」
鶴丸「本丸かぁ。戻ってきたみたいだな」
周りを見渡す陸奥守と鶴丸
和泉守は辛そうにゆっくり呼吸をしている
大きな傷はないとはいえ、何度も攻撃を受けて重症の和泉守
そんな彼の側で同じように短く荒い呼吸をしているA
お腹に2撃もの攻撃を受けているのだ、いつ倒れても可笑しくない
するとそんな二人の耳にドサッという音が聞こえた
陸奥守「おいっ、どういた蜻蛉切？！」
蜻蛉切が倒れ、その周りに他の第二部隊とこんのすけが集まっている
が
その光景は二人にはボヤケて見えているため、どういう状況なのか分からないのだ
『蜻蛉切さまｯ』
和泉守を支えたまま、そちらを向いて声を絞り出したAだったが突如として、和泉守がこと切れたかのように意識を失い、全体重を受け止めた
受け止められたことに安堵をしたが、血を流しすぎたのか、意識が朦朧としてまぶたが閉じそうになっている
そんな彼女に、向かって歩いてくる黄色の袴を来た人物が近づいてくる
「大丈夫、眠って良いのですA」
『に、い、さま』
優しく頭を撫でられ安心したAは、和泉守と同じように意識を失った
意識を失った彼女と和泉守を支える人物
それは、彼女の兄である小狐丸である
小狐丸「……」
暫く妹の顔を見ていたが、蜻蛉切を担架に乗せた鶴丸へと声をかけた
小狐丸「鶴丸殿」
鶴丸「ん？あれ、小狐丸じゃないか！」
気づいていなかったのか、呼ばれた鶴丸は驚いたように目を見開き、しゃがんでいる小狐丸に近寄っていった
小狐丸「和泉守殿を背負って手入れ部屋へいかれよ、ぬし様が待っておられる」
鶴丸「Aはどうするんだ？」
小狐丸「三条派が手当てしてからぬし様の元へ行くのだ。我が妹は少し特殊ゆえ」
彼女、やはり特殊なのだ
似た神気が近くにないと神気の回復が遅い
故に、同じ神気を持つ小狐丸、または刀工が同じ三条派が近くにいないと、枯渇(こかつ)してしまう
ので、本丸では兄である小狐丸にくっついて神気の回復をしている
和泉守を鶴丸の背にのせた、小狐丸は三条派のところに向かうために歩き出す
大切そうにAを姫抱きにして
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本来小狐丸は出てきません☆
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道化師ロキ - もう源氏兄弟ヤバイ(いろんな意味で)髭切の笑顔・・・・・コワッ！でも好きです。活劇には鳴狐なんで出てこないんだ・・・・ちょっとしか出ないなんて・・・マイ近侍鳴狐！・・・あ、話めっちゃずれとる、この話とても好きです！応援しています！！ (2017年9月21日 17時) (
レス) id: 091673db49 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - アイリさん» 作者の贔屓具合が目立つ小説となっております← (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - 紅桜さん» わかります！！でも、そこもかっこいいんですよね！！！← (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - 紅桜さん» 遅くなりました！大典太がデレたらかわいいな、と思った末に書いてました！！源氏兄弟はちょっと我儘くらいがいいな、と思いましたw (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - 木に吊るされたまま言うのもなんだけど源氏も相当セコムだな…いや...刀剣男子全員か。特に源氏と新撰組と三条 (2017年8月25日 15時) (レス) id: d7cf6a6581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルビィ@刀剣love | 作成日時：2017年8月4日 2時
