戦火�� ページ33
和泉守「だが、会談はもう終わってるはず」
突然、操縦をしていた陸奥守が声を上げた
陸奥守「ん？な〜んじゃ、ありゃ」
陸奥守の言葉に和泉守と薬研は船首へと向かい前方を見た
そこには、和泉守達が乗る軍艦の前方に一隻の軍艦がいたのだ
和泉守「あれは…」
黒い靄をまわりに放ちながら動く何十ともいえる無数の影
そして、船の上には打刀、脇差、太刀が所狭しと乗っている
和泉守「時間遡行軍？！」
薬研「あいつら、どうして…」
『ぬし様の読みが当たった…？』
和泉守「追いかけるぞ！！」
顔を険しくさせた和泉守は、後方へと声をかける
和泉守「陸奥守ー！！」
陸奥守「わかっちゅう！！今やりうわ！」
こんのすけ「まさか、もう一隻用意していたなんて…」
鶴丸「あぁ、嫌な感じだな」
皆一様に顔を険しくして、時間遡行軍の乗る船を見据えた
その時Aが子供の姿になり、角度によって色が変わる丸いビー玉に似た物を取り出し、胸元で両手でしっかり握りしめた
『蜻蛉切様、堀川様、私には今貴方達を守ることはできない…。だから、お願いっ。蜻蛉切様の持つ我がお狐様の神気よ、彼らをお護りくださいっ』
彼女が蜻蛉切に渡したお守りは彼女を三条宗近と共に打ったとされる狐の神気と彼女の神気で作られている
そして、彼女のもつビー玉はお守りと連動している
要はダメージ吸収機という役割があるのだ
願いを聞いたかのように一瞬大きく赤く輝くと、虹色に戻った
彼女は自分の持ち場につくために走り出す
陸奥守「やげーん！！速度が足りん！！もっと燃料を焚いてくれ！」
薬研「やってるっ」
陸奥守「鶴丸、A、まだ帆は降りんがか？！」
鶴丸「二人でそんな早くできるかよぉ！」
『船なんていじったこともないですからね』
陸奥守「大丈夫じゃあ、おまんらなら出来る！」
薬研は燃料室で石炭を入れている
鶴丸とAは帆を降ろすために、紐を解いているがやり方がよく分かっていないため、なかなか解けないのだ
和泉守とこんのすけは船首に立ち、時間遡行軍の行動を見ている
和泉守「急げ、陸奥守！！前方、左斜めだ！」
指示通りに舵をきる陸奥守
時間遡行軍のすぐ後ろというところまで来た
陸奥守「随分と海岸に近いところにおるな」
ふと、視線を幕軍の侍たちに視線を送り声をかけた
陸奥守「すまんが、おまんら。もうちょい耐えてくれ！」
時間遡行軍の行動がどう始まってもおかしくない状況で、和泉守の顔はより一層険しくなる
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道化師ロキ - もう源氏兄弟ヤバイ(いろんな意味で)髭切の笑顔・・・・・コワッ！でも好きです。活劇には鳴狐なんで出てこないんだ・・・・ちょっとしか出ないなんて・・・マイ近侍鳴狐！・・・あ、話めっちゃずれとる、この話とても好きです！応援しています！！ (2017年9月21日 17時) (
レス) id: 091673db49 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - アイリさん» 作者の贔屓具合が目立つ小説となっております← (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - 紅桜さん» わかります！！でも、そこもかっこいいんですよね！！！← (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
シルビィ@刀剣love(プロフ) - 紅桜さん» 遅くなりました！大典太がデレたらかわいいな、と思った末に書いてました！！源氏兄弟はちょっと我儘くらいがいいな、と思いましたw (2017年8月28日 21時) (レス) id: 86536f8349 (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - 木に吊るされたまま言うのもなんだけど源氏も相当セコムだな…いや...刀剣男子全員か。特に源氏と新撰組と三条 (2017年8月25日 15時) (レス) id: d7cf6a6581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルビィ@刀剣love | 作成日時：2017年8月4日 2時
