【銀魂】四葉の魂 ｰ 2

87/花より陣地争奪戦 三回戦 ページ37

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「しょーがない、最後の対決で決めるしかない」


新八は物理的死闘の決着を諦め、最後の希望(対決)に託すために、銀時達に声をかける──


「銀さっ…」

「｢オ''エ''エ''｣」


二人は始まる前からダウンしていた。


「オイぃぃぃ!! 何やってんだ。ズッコケちゃったじゃねーか。このままじゃ勝負つかねーよ」

「心配すんじゃねーよ。俺ァ、まだまだやれる。シロクロはっきりつけよーじゃねーか。ヒック」


そう言って、銀時は顔を赤くしながら立ち上がる。


「このまま普通にやってもつまらねー。ここはどーだ、真剣で“斬ってかわしてジャンケンポン”にしねーか!?」

「上等だコラ」


銀時の酔い(勢い)に任せた物騒な提案に、土方は息を切らしながらも応え、立ち上がる。


「お前さっきから『上等だ』しか言ってねーぞ」

「そーだそーだ、土方。仕事しろ土方ァ」

「俺が言うのもなんだけど、大丈夫か!?」

「そーだそーだ、土方。そのまま死ね土方ァ」

「上等だコラ。あと、誰だ今死ねって言ったヤツ！」

「私でーす」

「A……覚えとけよコラ」

「土方さん、さっきから『コラ』しか言ってねーぞ」

「そーだそーだ、仕事しろ」

「うっせぇわ、ドSコンビコラ！」

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