ある日の任務【23】 ページ47
腕を引かれた方を見ると、さっきまでソファで横になっていたその人で。
「旦那ァ、酔いすぎでさァ。残念ですが、今は任務中なんで邪魔すると公務執行妨害でブタ箱行きにしやすぜ?」
いやいやいや!!!どの口がそんを偉そうなことを!?
さっきまで仕事そっちのけで堂々と寛いでたヤツが何言ってんだ!!
そう言って反論しようとしたら、また反対側に引かれた。
「あー?任務だァ? ンなこと知るか!!このねーちゃんにとっては俺たちの接客が任務だ。な?」
そう抱き込まれると無駄にいい声で耳元で囁かれ悔しいし、いや本当に腹立つけど、顔が火照るのを感じた。
銀さんのクセに!!マダオのクセにーーッ!!
こんな時だけいい声出すな!!
「おいおいおい。そんな歩くゴミ箱みたいな旦那相手に何赤くなってんでィ。勘弁しろよ。オメーには…Aには俺がいんだろ?」
そう呆れた声を出した沖田さんは私を銀さんから引き戻して、肩に腕を回され所謂顎クイの姿勢で、いつものドSな微笑みじゃなくて、…いやドSはドSでも色気がハンパなく垂れ流されてて、多分私じゃない女の子だったら死んでたと思う。
「…は?Aって、あのAか?」
そう間抜けな声を出した歩くゴミ箱は、何かを察したらしくニヤリと妖しく笑った。
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←ある日の任務【22】
266人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あたる(プロフ) - 年上彼女と年下彼氏のパスワード教えてください!! (2019年1月7日 0時) (レス) id: e00f4e643b (このIDを非表示/違反報告)
紗月(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます!ドS沖田に出来るよう頑張ります(*^ω^*) (2017年12月26日 20時) (レス) id: 64a807a937 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 沖田さんのドSぶりには感動しました(笑)一気読みです。話の展開を楽しみにしてます!更新頑張って下さい! (2017年12月23日 22時) (レス) id: 01d5cac8e5 (このIDを非表示/違反報告)
紗月(プロフ) - 八雲さん» 返信遅くなり申し訳ありません!嬉しいお言葉ありがとうございます(*^ω^*)これからも、よろしくお願いします! (2017年12月21日 7時) (レス) id: 64a807a937 (このIDを非表示/違反報告)
八雲(プロフ) - 面白かったです!こういう感じの沖田君好きなので無理せず頑張って下さい!! (2017年12月19日 21時) (レス) id: 156f742ab7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紗月 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/satuki_0101
作成日時:2016年12月17日 6時