【銀魂】ドSの愛情表現

ある日の任務【14】 ページ38

「真選組の一番隊隊長の沖田って知ってる？ヤツがよく利用してる団子屋があるんだけど、そこでいつも店主のオヤジに土方のことを愚痴ってんだよ。」


……やっぱりお前かいィィィ！！！


その情報の発信元が予想通りの人物すぎて、思わず心の中でツッコミをいれずには居られなかった。


まぁ、犬のエサとか言ってる時点でなんとなく想像はついたけどね。


チラッと土方さんを見れば、そのありもしない(半分本当の)情報を流していたのが沖田さんだと分かり、さらに仕事をサボっていたことも明らかになったことでさっきの比じゃないくらいの鬼の形相となっていた。


そして、一方の沖田さんはというと、こちらも何故か不機嫌オーラ全開でこちらを見ている。……というか、睨んでいる。


こ、怖いよ。早く帰りたい。


まぁ、確かにサボっていたことを副長にバラされたも同然だから、仕方ないけど。


……いや、でも待てよ。
元はと言えばサボって副長の悪口を言ってた沖田さんが悪いんじゃ……。


自業自得だわ。


なんて、思っていたら膝に乗せられていた手の動きがさらに際どいものへとなっているのに気づく。

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