真選組の日常【仕事】 ページ11
「……お前も大変だな。」
私の悲痛な叫びも虚しく、沖田さんが立ち去った後で残された私はうなだれる。すると、銀さんに同情するように肩をポンッと叩かれた。
『……最悪だ。歌舞伎町一、いや、日本一、……いや、世界一のマダオかもしれない銀さんに同情されるなんて、一生の不覚ッ!!』
「最悪ってそっちかよ!!ぶち殺すぞッ!!」
顔を引き攣らせながら私の肩に乗せてる手に力を込められると、ギシギシと骨が軋む音が聞こえた。
『ちょ、ぎ、ギブ、ギブッ!!嘘です!!銀さんに心配してもらえて私は世界一の幸せ者ですッ!だから、やめてェェェ!!骨、砕ける!砕けちゃう!!
』
やっと解放されれば、痛いのを通り越して、感覚がなくなっていた。
ねぇ、これ大丈夫?
ちゃんと、肩と腕、繋がってる??
血液の循環が止まり最初は痺れていた指も血液が流れていくにつれ徐々に感覚が戻ってきて安心する。
同情して損した、と失礼な言葉を投げかけてくる銀さんに、『同情するなら金をくれ!』って言ったら頭を叩かれた。
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あたる(プロフ) - 年上彼女と年下彼氏のパスワード教えてください!! (2019年1月7日 0時) (レス) id: e00f4e643b (このIDを非表示/違反報告)
紗月(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます!ドS沖田に出来るよう頑張ります(*^ω^*) (2017年12月26日 20時) (レス) id: 64a807a937 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 沖田さんのドSぶりには感動しました(笑)一気読みです。話の展開を楽しみにしてます!更新頑張って下さい! (2017年12月23日 22時) (レス) id: 01d5cac8e5 (このIDを非表示/違反報告)
紗月(プロフ) - 八雲さん» 返信遅くなり申し訳ありません!嬉しいお言葉ありがとうございます(*^ω^*)これからも、よろしくお願いします! (2017年12月21日 7時) (レス) id: 64a807a937 (このIDを非表示/違反報告)
八雲(プロフ) - 面白かったです!こういう感じの沖田君好きなので無理せず頑張って下さい!! (2017年12月19日 21時) (レス) id: 156f742ab7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗月 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/satuki_0101
作成日時:2016年12月17日 6時