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安「優世さん何かあったんですか?」
『えっと──梓「お皿下げてきますねー」あ……いえ……何でもないです』
何でもない? 何かあったに決まっている。
その言葉が信用ならず問い詰めようとした。
だが、優世さんの悲しげな瞳のせいで問おうにも問えなかった。
なのでカウンターに座っているコナン君にこっそり聞こうとした。
カウンターに目を向けるとある光景が目に入る。
お皿を下げにいった梓さんの足をかける女子高生。
梓さんは手に持っていたお皿を落とし、バランスを崩してしまった。
安「梓さん!危ないっ!」
お皿の破片のうえに着地してしまえば大怪我になるのは間違いない。僕は急いで駆けつけた。
梓「きゃっ」
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『・・・・・っと、大丈夫ですか?梓さん』
梓「優世ちゃん!?」
厨房にいたはずの優世さんが一瞬でテーブル席に移動していた。
コ(えっ!?さっきまでここにいたのに!?)
梓「優世……ちゃん・・・ありがとう……ううっ」
女「チッ」
『───あのー・・・足引っ掻けたら危ないですよ?』
優世さんは満面の笑みで梓さんのことを狙った女子高生に話しかけた。
その笑顔の裏には怒りが宿っている。
女1「はあー?そんなことしてねぇんだけど」
女2「誰よあんた」
『新しいここのバイトの者です』
女3「それで新人さんが何のよう?」
『あなたたちは知らないですけど、私はここの関係者だからどこに監視カメラがおかれているか分かっていますよ』
女「監視カメラ!?」
『お客様にリラックスしてお食事をしてもらうためにカメラは隠していますが、そのカメラにはバッチリとあなた方がやったことが映っています。
──警察にそれを送ってしまえば、あなた方が逮捕される確率だってあります。少年院に行きたくはないでしょう?
それにせっかく受かった高校も退学。この先真っ暗になる前に白状したらどうです?』
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なみ(プロフ) - ズコッ(^-^; いやーありがとうございますっ! 作者助かってます。しっかり見てくださって感激です!!ちゃんと訂正させていただきました。これからもどうぞよろしくお願いします。コメントありがとうございました。 (2020年8月5日 6時) (レス) id: 617d92d894 (このIDを非表示/違反報告)
スズ - すみません。。またまた見つけてしまいました。。。94です。今日はぐっふり眠れそう。のところで、ぐっすりでは、ないでしょうか。すみません。。また見つけてしまって。 (2020年8月4日 23時) (レス) id: a082f7bfbe (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - ありがとうございます!訂正させていただきました!いやーすみません。誤字が多い者で(^o^;) いえいえ上から目線じゃありませんよ!!どんどん言ってくれて構いませんから!じゃんじゃんコメント待ってます!! (2020年8月4日 15時) (レス) id: 617d92d894 (このIDを非表示/違反報告)
スズ - はじめまして。間違いを見つけてしまったので、、、すみません。えっと、81ですね、このシューズを募集、になっていて、没収の間違いではないでしょうか。上から目線ですみません。 (2020年8月4日 11時) (レス) id: a082f7bfbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真灯 | 作成日時:2020年6月30日 20時